ワンピースパーティ(ブック)
□第八話
3ページ/15ページ
「お〜〜〜い!!
クソガキ共〜〜〜ッ!!
アリア〜〜〜ッ!!」
『あ…』
「「!!」」
『三人共…じいちゃんだわ』
「「「何!?」」」
そーっと穴から下を見るルフィ達。
そこには―
ガープ「おりてこ――い!!」
ルフィ「ゲッ!! ほんとうだ!!」
「「何!!」」
小声で―
エース「シッ!! 静かにしてろ…!!」
サボ「いないフリをしよう…!!」
『ルフィもいいわね?』
いない風を装うが―
ガープ「ん? お――い!!
その中にいるのはわかっとるぞ――ッ!!」
「「「『…………………』」」」
ガープ「………よ―し!!
お前らが降りてこないならじーちゃんが登っちゃおっかなー♬
じーちゃんが中に入っちゃおうかな――♬」
途端木を登り始めるガープに―
「「「うわ〜〜〜!!
わかったわかった!!
いるよ――!! いるいる!!
こっちにくんな―――ッ!!」」」
『はぁ―…』
小屋から降りてガープの前に出ると―
ガープ「なんじゃい!!
おるんならさっさと降りてこんかい!!
まったくー…アリアまで」
「「「う…」」」
『ご…ごめん…』
ガープ「今日はじいちゃんが
おまえらをいいところへ連れてってやる」
エース「針の山?」
サボ「火の海?」
ルフィ「血の池?」
『三人共……』
ガープ「わしゃ地獄の鬼か!!」
「「「うん」」」
ガープ「うっさい!!」
『アハハッ』
ルフィ達はガープの海軍船に乗り込んで 海を出る。