ワンピースパーティ(ブック)

□第六話
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ゾロ「――そうだな…
  おれが“鷹の眼”の下で修業していた時に……
  「黒刀“夜”盗難事件ってのがあってな…」

ウソ「何!? あの黒刀が!?」

ナミ「ちょっと!! それ大変じゃない!!」

チョッパ「黒糖?」

ロビン「世界一の剣豪 ミホークが持つ大剣よ
   黒刀“夜”は世界に12本しかない
   名刀にも数えられてるの」

チョッパ「すご…!! すごい刀なんだな!!」

『大事にしてる刀のはずよ? どうして?』


ゾロ「ある日 食糧を調達に城を出てた時…
  “鷹の眼”から
  「黒刀が盗まれた!!」と
  子電伝虫に連絡があった…
  「城の中をどれだけ探しても見つからない!!」
  「お前らもそのまま城の外を探せ!!」
  ――って すごい剣幕で言われてよ…
  それで俺も島中を何時間も探したんだが…
  “黒刀”も盗んだヤツも見つからなかった…
  夜になって城に帰ったら“鷹の眼”は
  まだ刀を探していた…怒り心頭でな…
  「誰が“黒刀”を盗んだか知らねェが!!
   タダで済むと思うなよ!!」――って
   バキバキに怒ってるんだけど……」

「「…………」」

ゾロ「“鷹の眼”は…背中に“黒刀”を
  ず――っと背負ってた」

「「ブ〜〜〜〜〜〜ッ!!」」

『フッ……』

ルフィ「だっはっはっ!! おもしれー!!」

『想像つかないのがまた面白いわね…!』


ローもこれを聞いて面白いと思ってしまっていた。


第一回戦 ゾロの勝ちで幕を下ろすことに―


ルフィ「まあ おれはどっちも面白かったけどな!!」


ルフィはローの肩をバシバシ叩きながらそういう。
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