長編(ブック)
□第四十一話
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ｸｻﾞﾝ「本部には報告くらいはしようと思う
賞金首が一人加わったら
総合賞金額が……変わって来るもんな
1憶と…6千万と…7千900万をたして……
――わからねェが
―――まボチボチだ」
ｿﾞﾛ「しろよ 計算」
ﾙﾌｨ「“ゴムゴムの”ォ〜〜〜！！」
ｳｿ「ちょっと待て待てルフィ！！
ストップだ！！ スト〜〜〜ップ！！」
ｸｻﾞﾝ「ん？」
ﾙﾌｨ「離せ お前ら！！ 何だよ！！」
ｻﾝｼﾞ「こっちからフッかけてどうすんだ！！」
ｳｿ「相手は最強の海兵だぞ！！」
ﾙﾌｨ「それが何だ！！
だったらロビンを黙って渡すのか！！！
アリアも怖がってるんだぞ！！！」
『ルフィ……』
ｸｻﾞﾝ「いやだから 何もしねェって言ってるじゃねェか………」
ﾙﾌｨ「ブッ飛ばしてやる！！！」
ﾛﾋﾞﾝ「………」
ﾙﾌｨ「なんだ 散歩か！！
じゃこんなとこ通るな お前！！
出ていけ！！」
ｸｻﾞﾝ「めちゃくちゃじゃないっすか」
『なんだこれ……』
ﾅﾐ「何となくルフィが押してる…」
ｸｻﾞﾝ「――じゃあ わかった…帰るが
その前に…さっき寝ながら聞いてたんだ
……あんた」
ﾄﾝｼﾞ「ん？」
ｸｻﾞﾝ「――おれは睡眠が浅くてね…話は大方頭に入ってる
すぐに移住の準備をしなさい」
ﾙﾌｨ「おい おっさん！！
こんな奴の言うこと聞く事ねェぞ！！
こいつは海兵なんだ！！！」
ルフィのこの言葉に一瞬 間が出来る―…。
ﾄﾝｼﾞ「いーんじゃねェのか？」
ﾙﾌｨ「い――んだ そうだよ い――んだ
普通海兵が見方でおれ達の方が悪者だよ」あっはっはっ
『ルフィ………』
ｳｿ「笑ってる場合かよ！！！」
ルフィはやっと理解をしたようだ―…。
ﾙﾌｨ「あいつ おっさんを助けてくれるって」
ｳｿ「んなコト言ってもムリだろ それは」
ｸｻﾞﾝ「要するに…留守中に移住しちまった村を追いかけて
3つ先の島へ行きたい 引き潮を待ち
馬で移動したいが
その馬が足にケガを負っちまったってんだろ
違うか？」
ｳｿ「……それがわかってんなら
今は移住なんて出来ねェのわかるだろ！」
ｸｻﾞﾝ「大丈夫だ」ぐったり…
ｳｿ「説得力ねェよ！！ どうしても」
『ウソップ 大丈夫よ……
トンジットさん 準備しましょう 手伝いますよ』
ﾄﾝｼﾞ「あ…あぁ」
ｳｿ「おい！！ アリアまで！！」
ﾛﾋﾞﾝ「……確かに…その男なら……それができるわ」
ﾙﾌｨ「？」