長編(ブック)

□第四十一話
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帆を持ったままルフィと一緒に目的地へと歩く。


トンジ「シェリー……」

「ヒヒ――…ン」

トンジ「わははは いいんだ
  お前はここで10年もおれを待っててくれたんだ
  今度はおれが待つ番だ
  何年かかってもいい…お前が元気になったら
  一緒に村を追いかけよう……
  よしよし……!!
  ん?」


トンジットは振り向いた―…。

そこには―


トンジ「お前ら………」

ルフィ「ブッ飛ばして来た!!!」

トンジ「…………ずいぶんケガ してる」

ルフィ「……こんなの いつもだ」

トンジ「………………ありがとよ………」

「ヒヒーン」

ルフィ「しし」

チョッパ「シェリー もう一回手当し直そうな」

『包帯と―……』


トンジットとシェリーを見てナミ達は納得した。


ナミ「成程ね それで決闘をうけたの
  もし 何もなくても受けたんでしょうけど……」

ルフィ「失敬だな!! お前!!」


ナミ達に事の次第を話すと―


ナミ「――その移動しちゃった村へ
  私達が連れてってあげられればいいんだけど」

ウソ「――それがよ 10の島はそもそも
 つながった一つの島だから記録がとれねェんだと」

トンジ「いいんだ そこまでやってもらう事はねェ……
  おれ達は気が長ェから 大丈夫だ
  それより…そうか これがお前らの仲間達か 
  せっかく来たんだ
  ウチへ入れ もてなそう」

『あ…いや…』

ルフィ「もてなすもんねェだろ もうチーズはいいぞ!!」


トンジットは歩き出そうとすると 誰かにぶつかる。

それはかなり慎重のデカい男―…。
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