ワンピースパーティ(ブック)

□第五話
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ロビン「さあ 出来たわよ 
  パエリアにスープとサラダ
  どうぞ召し上がれ」

バルト「うお〜〜ッ!!」

ルフィ「んまほお〜〜ッ!!」

ロビン「急いでノドに詰まらせて
  白目むいて泡吹いて窒息しないようにね」

ウソ「怖ええよ!!」

バルト「面目ねェ…!! 面目ねェ…!!」

ウソ「ギンの食い方やめろォ〜〜ッ!!」

「「……こいつちょいちょいバカにしてる節がねェか?」」

バルト「ええええ〜〜〜〜ッ!!?
  そっ…そんな…!!
  めっそうもねェべ!!
  そんだら事0.001ミリもねぇべ!!
  100%リスペクトの気持ちでやらせでもらっでます!!
  ―――でも…申し訳ない気持ぢでいっぱいです!!
  お詫びにこの命で償います〜〜ッ!!」

「「やめろォ〜〜〜〜ッ!!」」


そんなドタバタもありつつ 乾杯をすることに―


ルフィ「しっしっしっ!! よし!!
  じゃあ サニー号に遊びにきてくれたお客さん!!
  バル男!! ロメ男に!! カンパァ〜〜イ!!!!」


宴が始まって飲んで食べて騒いで―


あっという間に時間も過ぎて―


フラン「いやー食った 食った」

ロビン「ニワトリ君も喜んでくれたみたいで良かったわね」

『フフッ ええ』

フラン「ん? ロメ男はどこ行った?」

ウソ「小便だとよ」


その頃バルトロメオは―


バルト「あれ〜〜ッ!? こごはどごだべ〜ッ!? 
  トイレはどごですが〜〜ッ!?
  迷ってしまったべぇ〜ッ!!!」


トイレに行こうとして 迷い込んでしまったようだ。


甲板では 何やら砲撃の音が聞こえ始める。


フラン「!?」

ウソ「!!……何だ!?」

ロビン「砲撃?」

『ねぇ あれ…』

ウソ「あ〜ッ!! あれは…!!
  ドレスローザにいた海賊共の船だ!!」

フラン「まさかここまで追ってきたのか?」


その海賊船は色んな所がボロボロで―…


「むぎわらぁ〜……てめぇのせいで…
 ドフラミンゴとの取り引きがパアになったぁ…
 て…て…て…てめェの5憶の首…差し出せぇ〜」


フラン「ボロボロじゃねェか!!」

ウソ「ドレスローザでのダメージ引きずってる!!
  ほんで数も少なッ!!」

『まだあんな事言ってる海賊がいるのね……』

ロビン「ルフィとゾロを起こしてくる?」

『いや…気持ちよさそうに寝てるから
 そのままにしましょう…』

ウソ「問題ない!!
  手負いで数の少ない敵はおれに任せろ…」キリッ!!

『あら…』

ウソ「――この懸賞金2憶越え!!
  “神”ウソップにな!!」

ロビン「今日は勇ましいのね」

『戦ってやろうかと思ったけど
 ウソップがここまで言ってるんだから見守ってるわ』

ウソ「“緑星”!! 「トランポリア」ッ!!」

フラン「無茶するなー…」


ウソップは海賊船の方へと飛んでいき―

うまく着地をする。


「んん…?」

「だ…誰だ おめぇは……」

ウソ「君達!!
  ウチの船長に用があるみたいだが…
  今は客人が来ているので
  静かにしてもらえないか…君達の相手は!!
  この!! 懸賞金2憶越え!! 
  “神”ウソップが引き受けた―ッ!!」

「!!」

「な…何を〜? お前…1人で…?」


ウソップはバルトロメオに「オールマイティ」と呼ばれたことが

よほど嬉しかったようで

勇姿を見てほしかったようだ。

しかし―

そのバルトロメオは迷った先の場所で 

なにかのレバーを引いた。

それは―


フラン「“ガオン砲”〜!!?」

ロビン「ウソ〜〜ォップ!!!」

『ロメ男くんがやらかしたわね…』


バルトロメオが引いたレバーは

「ガオン砲」の発射レバーだった。

それは海賊船をウソップもろとも引き飛ばした。


バルト「ええ〜〜ッ!?
   ウソップ先輩〜ッ!! なしてえ〜〜ッ!?」

ウソ「おめえがやったんだよ!!」

バルト「ええ〜〜〜〜ッ!?」


その大きな音に気付いたルフィとゾロ。

ウソップを救出してアリアが手当をする。

事の次第を話すと―
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