長編(ブック)

□第三十五話
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ポルチェ「さ――て 野郎共っ!! 騒いじゃいやん!!」

「ポルチェちゃ―ん♡」

ポルチェ「“敗戦における3ヵ条”を
   今から宣誓するわよ!!
   一つ!! 「デービーバックファイトによって
   奪われた仲間・印 全てのものは
   デービーバックファイトによる
   奪回の他 認められない」
   一つ!! 「勝者に選ばれ引き渡された者は 
    速やかに敵船の船長に忠誠を誓うものとする」
    一つ!! 「奪われた印は二度とかかげる事を許されない」!!」


ナミは頭を抱えつつ 木箱に座り込んでいた。


ナミ「アリアがいて…何でこうなるの!!!?」

『ご…ごめん…って』

サンジ「ナミさん わたあめ買ってきたよ♡
   アリアさんも何か入り用なら買ってきますよ?」

『大丈夫よ ありがとう』

ゾロ「おめェまだウジウジ言ってんのか」


ポルチェ「以上 これを守れなかった者を
   海賊の恥とし デービー・ジョーンズの
   ロッカーに捧げる!!
   守ると誓いますか!?」

フォクシ「誓う」

ルフィ「誓う!!」


「「「ウオオオ〜〜〜〜!!」」」


フォクシーは懐からコインを取り出す。


フォクシ「さァ このコインを見ろ!!」


それを投げて 海へと落とす。


フォクシ「オーソドックスルールによる 
   “3コインゲーム”を……
   デービー・ジョーンズに報告!!
   開戦だァ!!」


チョッパ「デービー・ジョンって誰だ?」

ロビン「悪魔に呪われて深い海底に今も生きているという昔の海賊よ」

チョッパ「海の底で生きてるのか?」

ロビン「そういう伝説…海底に沈んだ船や財宝は全て  
   甲板長だった彼のロッカーにしまわれるの」

チョッパ「海底って恐いんだな………!! 甘っ!」

『まぁ 私達能力者には海底なんて無縁よ』

ロビン「ええ そうね」

サンジ「沈んで来るものなんでも
   自分のものにしちまうデービーの名前から……
   敵から欲しい物を奪う事を海賊達は
   “デービーバック”と呼ぶのさ」

ナミ「………」
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