長編(ブック)

□第三十話
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エネル「……ヤハハハ
  本気で貴様らを救出に来たらしい…
  バカバカしい限りだな」


ナミ「アリア……」

『大丈夫よ……っ!! ナミ!!』


ナミを抱えて雷を避ける。


『っ!!』

ナミ「アリア!!」


エネル「ヤハハハ……アリアはまだ抵抗をするか…」

『当たり前でしょ……』

エネル「ハァ…助けが来たとて…誰が助かるわけもなく…
  それを私が待つ義理もない…」

『っ……!』

ナミ「アリア……大丈夫…っ ちょっと待ってて!!」

『ナミ? 何を考えて…?』


ナミはこっそり天候棒を持っている。


その頃中では―


ウソ「誰もいねェっ…!! こんなにデケェ舟なのに…
  人力なしで動くってのか……!?
  だいたいフツー舟が空を飛ぶか!?
  聞いた事ねェぞ…!!
  そんなモンに乗ってるってだけで足がすくんじまうよ 
  気味悪ィっ
  一体どんな動力なんだコリャ……!!
  ホントに落ちねェのか」


ウソップは甲板を目指して走る。
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