長編(ブック)
□第二十八話
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ルフィとエネルは―
エネル「口を慎めよ……私は神だ!!」
ルフィ「お前のどこが神なんだ!!!」
アイサは岩陰からピエールと見守る。
ナミ「ルフィ!! 気をつけ……」
ナミは途中で口を閉じる。
エネルに睨まれているから―…。
『エネル……』
なるべくナミの前にいるようにしてエネルをにらみ返す。
エネル「…………ヤハハハ…
聞こえてきた天使達の宴……!!
住人達がスカイピアの運命を知ったようだぞ
ヤハハハ……
足場を失う前に一体どこまで逃げ切れるかな」
ルフィ「お前のどこが神なんだ!!」
エネル「今にわかる」
ルフィは地面をけって舟へと駆け登って来る。
エネル「!」
腕を伸ばして昇る姿を見てエネルは驚いている。
『そうか………』
ナミ「どうしたの? アリア」
『ルフィは勝てる……』
ナミ「へ?」
エネル「……成程…貴様もただの人間ではないらしい……だが
“超人系”か…話にならん……!!」
ルフィ「うおおお!!」
エネルは雷を纏う。