ワンピースパーティ(ブック)

□第十二話
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ゾロ「……!!」
サンジ「服が縮んでいくぞ!!」

『ロー 降ろすね』

アリアはゆっくりローは地面に降ろす。

タシギ「あっ……!! あん!! いやーん!!」

たしぎの戻り方があまりにもエロく
サンジの鼻血は止まらない。

サンジ「ありがとうございます!!」

そして倒したいきさつをルフィとサボは必死に伝えていた。

「「エース?」」
ルフィ「いたんだ 本当に!!
 なあ サボ!!」
サボ「ああ!!」
ゾロ「おれたちは見てねぇ
 しろくまはお前ら2人で倒してたぞ
 寝ぼけてんじゃねェか?」
サンジ「子供の姿に戻ったから
 昔の思い出がよみがえって
 夢か幻でも見てたんだろ」
ルフィ「子供に戻ったから見た幻?
 まぼろしぃ〜? そんなぁ〜〜……」
『フフッ 多分そうじゃないわ
 子供なら見えない何かが見えてもおかしくない
 私は信じるよ エースがいて
 一緒に戦った事
 きっとエースが手伝ってくれたんでしょ?』
「「そうなんだよ!!
 アリアにもよろしくって!!」」
『エースらしい 大丈夫よ
 エースにもロシィにも
 本当は会いたかったけど……
 こればっかりはしょうがない!!』
「「?」」

アリアは少し残念そうに笑っていた。

タシギ「とにかくこれで街の人も助かりましたね」
スモ「ああ」
ルフィ「しっしっしっ そっか!!
 ——じゃあしょうがねェ!!
 まあいっか!!
 よし!! この島も元に戻ったし!!
 美味いもんでも食って帰るか!!」
「「「オ———ッ!!」」」
ルフィ「あれ? そういえばトラ男は?」
ベポ「そうだ!! キャプテンがいないぞ!!」
「「お嬢! キャプテンは!?」」
『元に戻ること考えて
 そこに降ろしたんだけど……』

アリアが指を指した場所に
ローがいた。

ロー「うう…………
 コラさん……あれは夢か…?」
ベポ「あ!! キャプテーン!!」
ルフィ「トラ男———ッ!! 大丈夫か———!?」
ロー「!! ああ 大丈夫だ……」

だがその姿にルフィ達は真顔になる。
ベポは焦る。

それに気づいたロー。

ロー「………!!」

そう彼は赤ちゃんになってたために
服なんて来てなかった。
真っ裸である。

ナミは真顔
ロビンは笑っていて
たしぎは泡を吹いて倒れそうだった。

『服着てちょうだい!!
 はい!! 落ちてたから!!』

アリアはローに服を放り投げて言った。

ベポ「キャプテンのキャプテンがーッ!!」
ペン「お前ら——ッ!!
 キャプテンのキャプテンを見るな——ッ!!」
シャチ「キャプテ〜〜ン!!」
『もう………っ』

慌てふためきながら隠そうとするベポ達と
顔を赤らめてそっぽを向くアリア。
そして急いで服を着るローがそこにはいた。

ウソ「なんだこの終わり方!!」

おしまい おしまい


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