長編2(ブック)

□第百二十六話
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ルフィの前に現れた黒ひげ。

黒「後から話を聞いてみりゃあ そこの元七武海クロコダイルを
  討ち取ったのはおめェだってんじゃねェか “麦わらのルフィ”………!!」

クロ「………」

黒「あの時 “七武海”の後釜を狙ってたおれとしちゃ
  お前の首を取って政府に実力を示すのが最も有効な手段だった
  ついでにアリアも政府に献上すれば更にとんとん拍子だったかも知れねェ
  ——だが 運命はお前らを守った……!!」
ルフィ「!」
黒「白ひげの船で大罪を犯したおれを ずっと追いかけていたエースは
  くしくもお前らの姉弟だった!! 弟を殺して姉を政府に連れて行くという
  おれ達を目の前にして わかるか?
  おれ達を逃がせば…白ひげの名を汚すだけでなく
  弟が殺されちまって 姉は一生外の世界なんて見れずに生涯を終える事になるからだ!!!」
ヴァン「運命に“偶然”などないのである——つまり」
ドク「ああっ……やっぱりお前は……運がいいな……ゲフッ!!」
ラフィット「船長が無事“七武海”になり名を挙げた今 もう貴様の命に用はない」
バージェス「ウィ———ハッハッハ 立派に戦ってたぜェ
  おめェの兄貴はよ!!」
黒「エースの墓前ではよくよく礼を言うんだな…!!
  あいつが現れなかったら本来死んでたのはお前だ 麦わら」
ルフィ「だったら 今……!! やってみろよ!!!」
黒「!!!!」

ルフィは再びギア2を発動して
黒ひげに攻撃をする。
腹部に攻撃を入れたルフィ。
吹き飛ばされた黒ひげは壁に激突する。

黒「どわァ!!」

ヴァン「船長!!」

黒「グワァ〜〜〜〜!!!」

ルフィ「エースは死なせねェっ!!
  “ゴムゴムのJET………”!!!」

黒「“闇水(クロウズ)”!!!」

ルフィ「!!?」

ルフィへ闇の渦を起こす黒ひげ。

ジンベエ「!?」

2「麦ちゃん!?」

ルフィ「え……」

引き寄せられたルフィはそのまま地面に叩きつけられる。
そこにはルフィの血が飛ぶ。
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