長編2(ブック)

□第百二十四話
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ルフィが起きてから
その部屋に食糧が運び込まれていた。

「食糧を運べー!! どんどん運べ——!!
 生でもいい 量だ!! 量!!」

次から次へとなくなる食糧。

「急げ!! 近くに置けばいい!!」
「「……………」」
「すげェ!! アリ地獄みてェに飲み込まれてく……」
「いつまで食い続けるんだ しかし……」
「このペースでかれこれ30分は食ってるぞ……!!」

魚や肉 様々な食糧が部屋の中に吸い込まれていく。

「カマーランド 数日分の食糧を………………」
2「……………」
イワ「何という生命力っカブル」

それからやっと勢いがやんだ時——

ルフィ「は〜〜〜〜〜〜〜〜……」

「出て来た…!!」

ルフィ「あァ〜〜〜〜……」

「何だ あの生物……」
「人間の姿じゃねェ……」

お腹から下が膨らんでいる姿を見た人たちは目を凝らす。
するとルフィは食べたものを体全体にいきわたらせる。

ルフィ「ん治ったァ〜〜〜〜〜〜〜〜!!!」

「うおおおおォォ〜〜〜〜!!!
 エネルギーを吸収したァ〜〜〜!!」
「何てやつだ お前は!! 人間じゃねェ!!!」

そこにいた人たちでルフィを胴上げし始める。

「あのマゼランの猛毒を受けて生還するなんて!! 何てやつだ!!」
「たった20時間で猛毒に勝った!! とんでもねェ奇跡だァ!!!」

ルフィの生還をまじかで見たイワンコフは——

イワ「奇跡……奇跡の度を超えてるわ……」
2「……………!! よがった……」

ルフィ「ボンちゃん!! 無事だったか!!」

2「バカね〜〜〜〜い!! ジョ———ダンじゃないわよ———う!!!
 それはコッチのセリ……」

ボン・クレーは急に倒れた。
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