長編2(ブック)

□第百二十三話
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それは少し前のお話——

ハンニャバルの前に
囚人服姿のナミがいた。

ナミ「はぁ……なんて暑い場所なの
 まるで地獄みたい」
ハンニャ「んげっ!! モロ好みスマッシュ———!!!
 健康的ぴちぴち美人♡♡ 待てよ しかし……!!
 今ここで獄卒達をなぎ倒したすばしっこいオカマの囚人は
 ……あれ? 君は一体…」
ナミ「そんな事いいじゃない おにーさん
  ちょっとこっちに来て♡」

ナミは扉へと歩いていく。
少し振り返って——

ナミ「汗でベトベト♡
  服脱ぐの手伝ってくれる〜〜?」

これにハンニャバルは引っ掛かる。

ナミ「——じゃ この扉開けてね♡」
ハンニャ「はいはいは〜〜〜〜い♡
 よいしょー♡」

二人は扉の中へと入っていく。
そこは真っ暗——

2「かかったわねーい」
ハンニャ「ん?」

ナミはボン・クレーに代わり
彼はハンニャバルを縛ったのだ。

本物のハンニャバルはとある部屋でつるされたままそこにいた。
LEVEL4——
拷問具倉庫で下着一枚でただひたすら落ち込んでいた。
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