長編2(ブック)
□第百二十三話
1ページ/10ページ
それは少し前のお話——
ハンニャバルの前に
囚人服姿のナミがいた。
ナミ「はぁ……なんて暑い場所なの
まるで地獄みたい」
ハンニャ「んげっ!! モロ好みスマッシュ———!!!
健康的ぴちぴち美人♡♡ 待てよ しかし……!!
今ここで獄卒達をなぎ倒したすばしっこいオカマの囚人は
……あれ? 君は一体…」
ナミ「そんな事いいじゃない おにーさん
ちょっとこっちに来て♡」
ナミは扉へと歩いていく。
少し振り返って——
ナミ「汗でベトベト♡
服脱ぐの手伝ってくれる〜〜?」
これにハンニャバルは引っ掛かる。
ナミ「——じゃ この扉開けてね♡」
ハンニャ「はいはいは〜〜〜〜い♡
よいしょー♡」
二人は扉の中へと入っていく。
そこは真っ暗——
2「かかったわねーい」
ハンニャ「ん?」
ナミはボン・クレーに代わり
彼はハンニャバルを縛ったのだ。
本物のハンニャバルはとある部屋でつるされたままそこにいた。
LEVEL4——
拷問具倉庫で下着一枚でただひたすら落ち込んでいた。