長編2(ブック)

□第百二十三話
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8時間経過——

エースの連行時間がやってきてしまった。

とその頃——
ルフィの叫び声が止んだのだ…。
そして扉の隙間から血が流れ始めた。

2「声が……」
イワ「治療の途中で激痛が消える事はないよ……!!
 ——つまり 途中で声が途絶えた時は……」

静かな洞窟。

動揺が広がる。

ボン・クレーは涙を流した。

2「麦ちゃん……」

その時——

扉をたたく音が響く。

「「わあっ!!」」

中から叩く音が聞こえて更に動揺が広がる。

ルフィ「ぐうぅう〜〜〜〜……」

2「……え……?」

ルフィ「メ〜〜〜〜〜〜〜〜シィ〜〜〜〜ッ!!!!」

大きく響いたその声は
ルフィの声だった。

2「麦ぢゃん!!!?」
「「「うおおおおお〜〜〜〜!!!!」」」
イワ「麦わらボ〜〜〜〜イ!!!!
 ウ……ウソでしょ〜〜〜〜!!? どういう事ォ!!!?
 まだ一日も経ってないわよ!!?」

ルフィ復活の瞬間だった——……。


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