長編2(ブック)

□第百十話
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シャッキーの店——

レイリー「シャンクスが君達に話していない事まで
  私がベラベラと喋るわけにはいかんのでな……
  ——とにかくここまでよく辿り着いた…………!!
  “新世界”であいつはキミを待ち侘びているだろう」
ルフィ「……そうか!!……そうかな!!
  ………おれも会いてェなァ〜〜〜〜!!!」
レイリー「さて アリア 一ついいかい?」
『何……?』
レイリー「キミの“5億”の件を聞いておかねばと思っていたんだよ」
シャッキ「数年前にここを出てすぐに懸賞金が出た時の話よ」
『げっ……』

この二人の話が理解できなかったルフィ達。

ルフィ「なんだ? どうしたんだ?」
『い…いいのよ 別に』
ナミ「“5億”って何があったの?」
ウソ「懸賞金って言ったか?」
サンジ「そういえばアリアさんだけ再発行だって……」
フラン「それにおめェ ここに来たことがあるんだろ?
  聞きてェな〜〜 アリア」
『うっ……』
シャッキ「いいのよ? “あの時”の手配書を見せても」
『えっ!!! 持ってるの!?』
ルフィ「アリアの手配書って今のか?」
レイリー「いいや 昔のだよ すぐになかったことになってしまった手配書さ」

シャッキーはカウンターの下から一枚の手配書を取り出した。
そこにはまだ幼い顔のアリアが写っていた。
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