長編2(ブック)

□第百三話
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サニー号はようやく船を出す。

ルフィ「そいじゃあな――!! お前ら――!!」
ブルック「みなさん!! 全滅にお気をつけてー!! ヨホホホ!!」
ウソ「縁起でもねェ事言うな お前!!」
ナミ「ローラ!! ビブルカード ありがとう 元気でねー!!」

船からローラたちへ手を振る麦わらの一味。
岸からはローリング海賊団全員が手を振る。

ローラ「ママに会ったら よろしく!! 私達もまた会いましょう!! ナミゾウ!!」
「この恩!! 一生忘れねェぞ 麦わらァ!!!」
「太陽を……!! 太陽をありがとう〜〜〜
 うお〜〜〜ん!!!
「大恩人麦わらの一味の航海に栄光あれ〜〜〜!!!」

――何が起こるか 誰も知らない 謎だらけの海
 ”魔の三角地帯”
 毎年100隻を超える船が 霧の中で消息を絶つ―――

ローラ「さァ 私達は明日出航よ!!」
「「「お―――!!」」」
ローラ「ん? 何か今…霧の中で動かなかった?」
「何言ってんすか ローラ船長 コエー事言わないでくださいよ!!」
ローラ「まーいいわ あの海はもう二度と通らない!!」
「「あ!! そ〜だ!!」」 
「おいおい!! みんな集まれ!! 
 スゲー話してやるからよ!!」
「何だ何だ?」
「題して 「麦わらの一味 男の美談」!!! ちびるんじゃねェぞ てめェら」
「あれは…おれ達が七武海の野郎に……―――」

――それは巨大海賊船 スリラーバークが
  その海に影を潜めた10年前……
――そのずっと昔からの深き謎…
  白い霧は折よく今日も 立ち籠めて
  海の怪奇の顔色を――
  白いベールで包み隠す―――
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