シリアス小説
□部活よりも
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「いけいけ!!」
「ディフェンス、早く!!」
今日も、海常バスケは練習にせいをだしていた
「でな
中村、早川」
「「はい」」
森山達3人は、次の練習について話していた
すると
「馬鹿!!
どこに投げてんだ!!」
「しまった!!」
ボールが、3人のところに、飛んでいく
「森山先輩、早川先輩、中村先輩!!
危ないっす!!」
「森山、早川、中村!!
危ねぇ!!」
「森山、早川、中村!!
よけて!!」
黄瀬達大きな声を出す
「中村、早川!!」
「「えっ」」
森山はボールが近づいてくるのを感じるが、もう手では塞ぎようがない
森山は、庇うように中村と早川を抱きしめる
そして、ドン!!
「っ!!」
「「先輩!!」」
ボールは、思い切り、森山の背中に当たり、森山は、しゃがみ込む
「「森山!!」」
「森山先輩!!」
「「「「先輩!!!」」」」
笠松達も、駆け寄る
「「大丈夫ですか、先輩!!」」
「平気だっ
たいしたこと...ないっ
二人が無事でよかったっ」
「助けてくれて、ありがうございした」
「助けてく（れ）て、ありがとうございした」
中村と早川が聞くと、森山は、背中に手を当てながら言い、中村と早川は、礼をいう
「「「「先輩、大丈夫ですか!!」」」」
「大丈夫だっ
心配するなっ」
2年が声をかけ、森山が返す
「森山先輩、大丈夫っすか!!」
「森山、大丈夫か!!」
「森山、大丈夫かい!!」
「平気だから...
あまり騒ぐな...
黄瀬っ、笠松っ..小堀っ」
笠松達が、声をかけてくる
「森山、ちょっとわりぃ!!」
「おいっ!!」
シャツをめくる笠松
「赤くなってんじゃねぇか!!
痛くないわけねぇだろ!!」
「「「「!!」」」」
森山の背中は、ボールが当たったことで赤くなっていた
「たいしたことない
湿布を貼れば大丈夫だ」
森山は、平然という
「だったら手当してきてください
笠松先輩、小堀先輩
森山先輩を部室に連れて行ってください
一人では、はれませんから
黄瀬は、ここで、待機な」
「わかった!!」
「うん!!」
「はいっす!!」
河田は、まず森山にいい、次に黄瀬達に言うと、黄瀬達は返事をする
「おい、河田」
「心配、いりませんよ
きちんと、練習は続行しますから」
森山が呼ぶと、河田がいう
「笠松先輩、小堀先輩
早く」
「すまねぇ!!
後、頼むぞ、河田!!」
「ごめん!!
後、頼むね、河田!!」
河田がいうと、笠松と小堀は返事をする
「森山、行くぞ!!」
「森山、いくよ!!」
「おいっ、引っ張んな」
笠松と小堀は、森山の手を引っ張り、体育館を出ようとする
「先輩!!」
誰かが、声をかけてくる
「ちょっと待て
笠松、小堀」
「「...」」
笠松と小堀は、一回立ち止まる
森山、呼ばれた人物をみる
「どうした、里中」
「すみません、俺のせいで」
どうやら、里中が手元がくるい、ボールが3人の所に飛んできたらしい
里中は、森山に謝る
「気にすんな、里中
でも、次は気をつけろよ」
「はい!!」
森山がいい、里中は返事をする
「早くいくぞ」
「早く、行くよ」
「だから、引っ張んな!!」
今度こそ、笠松と小堀は、森山の手を引っ張り、体育館を後にした
......
そのあとの体育館
「さっ、練習再開するぞ!!
練習しなかったら、先輩達に怒られちまう!!」
「「「「はい!!」」」」
「「「「おう!!」」」」
河田がいうと、1年と2年は返事をする
「中村先輩、早川先輩
練習するっすよ
森山先輩には、笠松先輩と小堀先輩がついてるっす」
「「....」」
黄瀬がいうが、怪我をさせてしまい、中村と早川は俯いていた
「はぁ、これじゃあ、いても練習にならないな
黄瀬、二人を部室につれていってくれ」
「河田先輩」
「俺が、約束通り進めとく
他の2年たちだっている
お前も、森山先輩が心配なんだろ
いってこい」
河田が、黄瀬にいう
「わかったっす!!!!
後、頼んます!!」
黄瀬は、中村の手と早川の手を引き部室に向かうのであった