過去作のゴミ箱

□誰にも渡さない
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「俺弟者のこと好きだ」

「ぇ…??」

同僚に突然告白された
普段からよく話す仲のいい同僚で
今日だって休日ではあるが喫茶店で
お昼を一緒に食べていた

「な、何言ってるの…?」

「俺本気だから。」

スルッと指を絡み取られ真剣な眼差しで見つめられる
同僚の顔は端麗で少し照れてしまう

「なぁ、弟者…」

「なにしてんの?弟者」

背後から聞き慣れた声が聞こえる
ただ、普段より低く抑揚のない冷たい声が

「あに…じゃ…」

「…帰るぞ。そこのアンタも来い」

冷ややかな兄者の瞳に怯えながら手を引かれ自宅に連れ帰られると床に放り出される

「痛ッ…違うの兄者!」

「お前なぁ、
あの顔でなにを言い訳するつもりなんだよ」

弟者と兄者の方をぽかんと見る同僚に
兄者は「そこから動くな」と指示をする

「お前が誰のものモノか…
分からせないとな。」

「えっ…や、だ、待って!!!」

無理やりベルトを外され服を剥ぎ取られる
兄者が何をしようとしているのか理解した瞬間一気に血の気が引いた

同僚の方に身体を向かされ脚を開かされる

「ッッ…///ちょっと!兄者ッ///」

「黙ってろ」

自身を扱かれ無理やり快感を与えられ
次第にトロトロと先走りが垂れ落ちていく

「ぁ…///ひ、ぅ…ッ、んんぅ…///」

「どうしたんだよ
いつもみたいに啼け」

声を我慢している弟者を更に激しく攻め立てる
腰をびくびくと動かし兄者の服を握り締め、強すぎる快感をどうにか逃そうと
懸命に他のことに意識を飛ばそうとする

「あぁっっ///ふぁっ♡」

そんな努力は全く意味もなく
与え続けられる快感に喘いでしまうと
それに気を良くした兄者は笑う

ふと逸らしていた前に顔を向かされ
同僚と目が合い、
かぁっと顔が熱くなり
どうにかなってしまいそうだ

「ゃ…みな、いでっ////」

弟者を四つん這いにさせ後ろに回ると
腰をがっしりと掴み引き寄せる

一気にナカを突かれ見開いた目からは
生理的な涙が溢れ出る

「あ゙ぁ゙あ゙あ゙っっ///」

前立腺と奥を擦られその刺激に
同僚の目の前で達してしまった

「あっっ、ああッ! あっあっ///」

激しさに同僚に向かって手を伸ばしは助を求める

「チッ……」

舌打ちと共に伸ばされた手は兄者によって拘束された
更に奥をガツガツとつかれ休む暇さえ与えられずに弟者はぐずぐずになっている

もう何度目かの欲を放ち
「許して」と乞うても聞き入れずに腰を動かしていた兄者も弟者のナカに欲を吐き出し意識を飛ばしぐったりとした弟者を寝かせると同僚を睨み付けた

「コイツ俺のもんだから。」

殺気じみた威圧を向けられ
同僚はやっとの事で動いた足で逃げていった

「次はねぇから」

弟者が目覚めたらもう1回だな

ボソッと囁き玄関の鍵を閉めた。



END


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