過去作のゴミ箱

□俺の弟
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俺の弟は可愛い
いや…可愛いなんてものじゃない天使だ
出来るなら俺以外の目に晒されないように
閉じ込めておきたいくらいには
弟者の事を愛してる自信がある

「兄者どうしたの…?」

ブツブツと独り言を言っていたのを
不思議に思ったのか首をこてんと傾けて
俺をじっと見てくる

おいおいおいおい
可愛すぎんだろ…喰うぞ…

「ん…、なんでもねぇよ?
ただ今日も可愛いなって思って」

「なにそれーw」

俺の言葉にふふっと笑う笑顔は太陽の様で
この笑顔だけは絶対に守らなきゃなって思う

弟者の笑顔を俺だけのものにしてぇな………

「おとじゃー…俺お前のこと好きだ」

「んー?俺も兄者の事好きだよ!」

あああああああぁぁ!!!!
くっそっ!可愛いなぁ…っ!
俺を萌え殺す気か!?
弟者で死ぬなら本望。

じゃれ合うように弟者を抱き締めてやれば
こそばいよ!っと身体をくねらせて抵抗する
その反応が可愛くて可愛くて仕方がない

お前は俺のモノ。
俺以外のモノになることなんて許さねぇ
もしお前が他のやつのところに行くなら
俺がそいつを殺してやる

「んふふwwあにじゃ!
もうだめだってw死んじゃう!
笑い死ぬ!!!ww」

「弟者弟者弟者弟者弟者弟者弟者弟者……」




────




「うわぁ……」

一部始終を全て見ていたおついちは
これはいざと言う時本気で弟者を守らなければいけないと固く決めるのであった





END


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