過去作のゴミ箱
□コロリ
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「んふふ〜あ〜にじゃあ♡」
あんなにお酒を飲みすぎるなと言ったのに…
「暑いから離れろ」
「やぁだー!あにじゃと一緒なの!」
ふわふわした笑顔を向け
ちらりとノースリーブの胸元から覗く
見事なたわわと、何処も彼処も美味そうな豊満な身体を兄者に擦り付ける。
「お前…襲われてぇの?」
「襲ってみなよ♪」
完璧に出来上がっている弟者は
その言葉の真意など考えることも無く
さらに体内にアルコールを入れた。
泥酔して潰れてしまった弟者をベットに運び、弟者の服を脱がすと、ん…っと軽く寝返りをうつ、足を開かせると薄らと陰毛の生えた綺麗なソコを指で撫でる。
「ん…ぅ、んん…ぁっ」
指で陰核をクリクリと刺激してやると
じんわりと中から愛液が溢れ、兄者のゴツゴツとした指をつたいベッドに落ちる。
「トロットロ…勿体無い」
秘部を指で開き舌を這わす、
じゅるじゅるとそこを啜ってやると
腰を捻りながら素直に喘いだ。
「あ、んぅ…え、な、なにっ…?」
敏感な部分を刺激され目を開いた弟者は、回らない頭を必死に動かし兄者の肩を手で押し離そうとするが、酔った状態の力では抵抗することも出来ず、兄者はまた弟者の秘部にしゃぶりつく。
「ひぁ…あっん、まって…っ///」
精一杯の力でグイグイと押してもやめてくれず、開かされ宙に浮いている足をビクンと動かす。陰核を吸って舌先でいじめられ、一際大きな快感の波に身体を痙攣したように、はふはふと浅い息を繰り返す。
「イッたのかよ 耐え症ねぇな」
「だ、ってぇ…んっ…////」
息を整える間も与えられず膝の上に座らされ、深く口付けられる。
舌を絡め取られちゅくちゅくと動かされゾワゾワと背筋を駆け上ってくる快感に兄者に爪を立てる。
「痛…、爪刺さってる」
「あ、ごめ…ひ、ゃあっ////」
弟者のお尻に固くなった兄者の自身が当たる。トントンと腰を動かされ意識してしまい顔を赤らめると兄者は口角を上げる。
「欲しいだろ?」
「ぁ…にじゃ…////」
微妙に弄られたそこはもっと確かなものが欲しくてヒクヒクと兄者が入ってくることを待ち望んでいる。
涙目で欲しいと訴えると兄者は自身を弟者の秘部をスリスリと擦る。
「ゴム…付けるか?」
「やだ…あにじゃ…の
そのまま感じ…た、ぃ///」
「じゃあ出す時抜くからな?」
ゆっくり入ってくる熱い兄者の自身に身体を震わせる。
「は、ぁ……きもち、あにじゃ…♡」
「ナカ…熱い、酒のせいか?」
奥まで全部入りお腹が満たされる。
兄者の大きなモノを奥まで咥え込むとコツンと壁に当たり、その刺激にキュンキュンとナカを締め付けてしまう。
「弟者。ちょっと優しく、できない」
「え…?ああ、ぁっ…っっ///
ゃ、はげ、しいっ////」
パンパンと肉のぶつかる音が部屋に響き、兄者の低くて甘い呻きにも似た吐息が耳を掠める。
「…っ、弟者」
「あっ、ぁん…んっ、あぁっ♡」
突かれることで途切れ途切れの喘ぎに、開いた口から涎が垂れる。
「ぁにじゃぁっ♡」
「イきそうか?」
優しく額にキスをされ兄者はイク寸前に自身を引き抜き弟者の腹に欲を放つ。ドロっと腹を垂れる兄者の欲を
弟者は愛おしそうに手ですくい舐める。
「変態」
弟者の腹に放った欲をティッシュで拭いポイとゴミ箱に捨て弟者を抱きしめたまま布団に入る。
「寝込みを襲う兄には言われたくないよ」
「お前が無防備なのが悪いんだろうが
それに俺は確認とったからな」
「酔っ払いの言うこと真に受けないでよ…」
セックスをした後、兄者は弟者に甘くなる。できるだけ身体を楽なように寝かせて優しく包み込んでくれる。
「いつかナカに出してくれていいんだよ?」
「子供出来るぞ?」
「兄者似だったらイケメンに育つね」
「じゃあ、
お前似だったら可愛いく育つな」
軽く冗談を飛ばし合いながら
それでも満更でもないようにコロリと笑う愛らしい弟と、愛し合った余韻に浸り眠りについた。
END