TWICEの部屋book1

□FIGHTMUSIC
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This is FIGHT MUSIC to you!!
これは君に贈るFIGHTMUSICさ。

here we go! let's go!
さぁ!行こう!




あぁ。もう、嫌になっちゃうなぁ。ほんと、
なんにもうまくいかないや。あぁ。

あぁ。もう、好きかわかんないや。ほんと、
なんにも出来る気がしない。あぁ。

戦うべき相手は本当はわかってる。

ジヒョ「‥‥、」

どんだけ頑張ってきたかって、
どんだけやってきたかって、涙も出ないよほんと、

もうなんて言えばいいのかさえもわからない。あぁ。

ジヒョ「あー、」

一人のボイトレ、

ジヒョ「っ!」

一人のダンス練習。

あぁ、もうなんにもできない。
あぁ、もう私は終わりなのか。

そんなことばっかり、かんがえて、しまってる。
ゲームずっとしてなんにも考えないでいようか。

あぁ。やろう。


私が今すぐ欲しいのは
『それから逃げる理由』なんかじゃなくて
私が今すぐ欲しいのは
『それと戦う勇気』が欲しいんだ。

どれだけ遠くに逃げてもそれは
私の前に立ちはだかる『壁』は抜けられない。から

『それと戦う勇気』が欲しいんだ!

A「これじゃだめだ。」

ジヒョ「は、はい、」

あぁ。なんでなんだろ。ほんと、

B「ごめん、この件は白紙だよ。」

ジヒョ「‥‥、」

努力したじゃん、やったじゃんか。

C「もっとダンスを練習しなさい。」

ジヒョ「ご、ごめんなさい。」

まだ足りないの?そうなの、

D「本当にやる気あるのか。」

ジヒョ「‥‥、」

あぁ。なんで勝てないのかなんて、
そんなこと考えてたって無意味なのはわかってるけど
そりゃ考えちゃうんだよね。

ミナ「すごい!」

モモ「おー!」

ナヨン「すごいじゃない。」

サナ「ありがと!えへへー、」

ジヒョ「‥‥、」

私の周りには優れた人がいっぱいいるんだから。あぁ。

ちゃんと私もわかって、どこが悪いのか教えて、
そんなこと、言えやしないけど、なんでかな。

本気を出せなんて、責任感がありすぎる。
だって、本気を出して負けた時は
責任感がのしかかってくるから、あぁ。

ジヒョ「なら、行こう。」

でも、燃えてきたかも。

私が今すぐ欲しいのは
『なんでもできる能力』なんかじゃなくて
私が今すぐ欲しいのは
『努力ができる体』が欲しいんだ!

どれだけ頑張っても駄目なら
まだ努力をするだけ。だから
『努力ができる体』が欲しいんだ!

どんなに醜く負けても、
私は勝つまでやるんだ。だってそんなのが楽しいから。
絶対、後悔するから。絶対追い返すから。
それまで楽しみに待っててよ、逃げるのはなしね。






燃えてきた。から、やってやる。
 
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