TWICEの部屋book1

□眠り姫
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あぁ。いつも朝はだるい。

ミナ「おはよ。」

モモ「‥おはよ。」

あ、そうか。昨日は泊まりに来てたのか。
なら朝はすぐに元気になれるな。

モモ「朝ごはん?」

ミナ「うん、頑張った!」

モモ「久しぶりに食べるなぁ。」

ミナ「えっ!?」

君の驚いた顔も笑った顔も、見ていて飽きない。
綺麗だなぁ。可愛いなぁ。好きだなぁ。

モモ「すき、」

ミナ「ありがと、」

素直にありがとって、どんだけ可愛いんだよ。
ほんとどんだけ好きなんだろ、

モモ「ふふ、」

君と私とで世界を冒険してきたけど。
泣いたり笑ったり、怒ったりして?
私達はいつでも手を繋いできたけど。
いつかはいつかは、

こうやって、毎日笑顔でいられるわけじゃないんだよね

私が目を覚ますともう君はこの世界には居ないんだね。

驚かそうと思って隠れても君は探しに来ないんだね。

あぁ、君はいつの日か深い眠りに落ちてしまうんだね。
そしたらもう目を覚まさないんだね。  

この過酷な世界も君となら楽しかったのに
もう君とは行けないようになってしまうんだね。

あぁ。いつかきみがいなくなったどうしよう。!

そんなことを思いながら君の笑顔を見ていたんだ。

モモ「‥、」

ミナ「ねるね。」

モモ「また?」

命って不思議だよね。
有るときにはなにも無いのに。なにも見えないのに。
無くなった瞬間に有るんだよね。
なにかが見えるようになるんだ。

ミナ「久しぶりに早くおきたから眠いの、」

モモ「そっか。ありがと、」

ミナ「へへ、大丈夫」

それはとても奇麗な物だと思う。ん。見える時間?
見える時間は人それぞれだよ。何年も見える人もいれば
数カ月で見えなくなる人もいる。それぞれだよね。

有るときには無い。無いときには有る。変だよね。

有るときに見える人はすごいと思うよ。
意識してても無いものになってしまいがちだから。

そんな人が私は人生の先輩だ。憧れの人かな?

モモ「‥‥」

ミナ「‥‥、」

そんな人になりたいから私は伝えるんだ。

モモ「みーたん、」

ミナ「‥‥、」

あぁ、君が起きなかったらどうしよう。
そんなことを思いながら寝顔を見たんだ。














なんか最近こんなしんみりした物語ばっか書いてる気がする。裏書きたいのに(悪意)
  
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