TWICEの部屋book1

□ファンタジー
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いつだって私達の365日はつまらないなぁ。
そりゃまぁそれも愛さないといけない物なんだろうけど
やっぱり元気がなくなっちゃう、

モモ「みーたん、」

今日は特別な世界へ連れて行くよ。
世界の終わりみたいに楽しんでね?

ミナ「モモりん‥?」

モモ「楽しんで、お嬢様。」

____

学校でいっつも頑張ってるよね。
友達の前でも頑張っちゃって、頑張って頑張って
そんなこと、たまには捨ててる?

モモ「ファンタジー‥、」

授業もいっつも頑張ってるよね。
怒られたら毎日ペコペコ誤って、時にはお礼して
そんなこと、全然捨ててないね?

たまたま、ってか、頻繁に声掛けてんのに毎日毎日、
『大丈夫』って『ありがとう』って。
そんなこと言わずに私には本音言ってよ。拗ねるぞ?

モモ「‥‥ほんと、」

ミナ「大丈夫だってば、」

モモ「嘘つき、」

ミナ「嘘じゃないー、」

まぁミナよりは頑張ってないけど私なりに準備したよ。
予定決めるのがあんまり得意じゃないから
本とかネットで調べるまでしたね。頑張ったよ。

モモ「みーたん、明日空いてる?」

ミナ「うん!」

モモ「っしゃ、」

ミナ「なになに!?」

モモ「ん、なんにも、玄関で待ってて!」

ミナ「うんっ!」

いつだって君達の365日はつまらないなぁ。
そりゃまぁ同じことの繰り返しだからなのかもしれない
やっぱりやる気なくしちゃう、

今日は特別なところへ連れて行くよ。
世界の始まりみたいに楽しんでね?

モモ「みーたん、行こっか。」

ミナ「うんっ!」

モモ「お嬢様、」

ミナ「お嬢様‥?」

モモ「あと少し。」

ミナ「へ、」

私にはこんなことしかできないけど。
私にはこんなものしかあげれないけど。

ミナ「き、綺麗!」

モモ「へへ、良かった。」

今日は君の、今日は君のさ。

特別な、神秘的な?

モモ「船があと少しで来るよ。」

ミナ「船!?」

モモ「少し夜景の綺麗な所を回るだけだけどね。」

ミナ「モモりん!」

モモ「喜んでくれて良かった。」

神秘的で特別で、輝いてる。

ミナ「綺麗‥!」



笑顔が見たかっただけなんだけどね。

大好きだよ、愛してるよ。みーたん、


モモ「あの星みたいにひっつきたい。」

ミナ「もうっ、モモったらぁ‥、」 
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