TWICEの部屋book1

□愛と恋
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君にこの歌を送るよ。君まで届けばいい。
きっと長い時をかけて
大切な歌になると思うんだ。

『愛』について歌うよ。

『恋』とも言えることを。

本当に君まで届けばいいんだ。
愛する君へと、恋した君へと、届けばいい。

サナ「みーたん、」

ミナ「ん?」

サナ「今日の昼空いてる?」

ミナ「うんっ、」

サナ「新しくできたカフェいかない?」

ミナ「え!?ほんと!?」

サナ「あと今日家、行っていい?」

ミナ「うんっ!いいよ!」

助けを求める人々は毎日、
『help』と叫んでる。でもそんなことも
『愛』があると直ると思うんだ。
嘘のつき合いも、独占者への冷たい目も、
すべて直ると思うんだ。
『悩みのほとんどは対人関係の悩み』
と言われているくらいだからね。

サナ「好きだよ、みーたん。」

ミナ「へへ、私も、いきなりどうしたの?」

サナ「なんにも、」

ミナ「悩みごと?」

サナ「本当になにもないよ。」

ミナ「よかった。」

『必要な嘘』もあるのなら『必要な嘘』
だけつけばいい。
なのにそれ以外もつくでしょ?
それに言い訳をつけたら終わらなくなるから
やめておくよ。
でも、『愛』でない解決しないこともある。

サナ「食料問題‥、温暖化‥、」

ミナ「環境問題?」

サナ「うん、レポートのお題にしようかなって」

ミナ「なんかカッコいい、」

サナ「そう?」

そうだよね。環境問題は無理かも。
だけど、大抵は直るでしょ?
今になって『悩みのない世界は無理だ。』
とか言い出したくなったな。

ミナ「さーたん、」

サナ「ん?」

ミナ「ほんとすき、」

サナ「‥‥ありがと、」

ミナ「バカップルだね」

サナ「いいじゃん、えへへ、」

こんな事言うなんて、自分でもおかしいと
思うんだけど、『私が学んだ事』
を言ってるだけなんだ。
本を読んだり、自然を見たり、
今の現代社会に触れない日を、
現実に触れない日を作ってみてもいいかも。

ミナ「こんど星でも見に行こうか。」

サナ「ん、いいね。」

ミナ「冷たいものたべたい、」

サナ「わかる!」

ミナ「次の講義何時から?」

サナ「十時からだったっけな。」

ミナ「よく覚えてるね。」

サナ「みーたんも覚えとかないと!?」

これはただノートに書いてるだけだから、
君には届かないと思うけど、いつかいつか
って届けるよ。届けれるかな。
こんなの面と向かって渡せないかも。

でも、渡せなくても言いたいな。

ミナ「へへ、」

サナ「ありがと、」

ミナ「ん?」





そばにいてくれてありがとう。

いつもこれからもありがとう。




なんて綺麗事をね? 
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