TWICEの部屋book1

□君より君を
1ページ/1ページ

今から君に何話そうかな。
どうやってこの感じ伝えようかな。
少し長く、かかるかもな。でもね。
頑張ってみるよ。

サナ「ジヒョ!」

神様もきっとびっくり、
人って君みたいにできてない。
今世紀最大の突然変異。ってくらいに
君は美しい。

ジヒョ「ん?‥サナ?」

サナ「へ、へっ、」

ジヒョ「顔赤い、サナが顔赤い。」

私は心で言うんだ。
心では言えるんだ。
私の命は二人の愛の証。
そこには一つだって嘘はない。
ねぇそうでしょ。そうだといいけど。

サナ「すきなの、ジヒョのことが、」

ジヒョ「知ってるよ。」

サナ「えっと、だいすきなのっ、」

ジヒョ「サナ、いっつも言ってくれてるじゃん。」

サナ「‥‥、」

あの日の約束を守れてるかどうかわからない
『一緒に愛し続けること。』その約束は
守れてるかな。

光が今の君なの。

サナ「奇跡だから、」

ジヒョ「奇跡?」

サナ「‥‥、」

君がこの世界に生まれた奇跡が未だに
信じられないんだ。
君と私が出会った奇跡が未だに
信じられないんだ。

サナ「わ、私はさ、ジヒョなことが好きやから、こんなん言っとるけど‥」

ジヒョ「私はサナよりサナを愛してる。」

サナ「へ、」

色違いで買ったピアス。
君のだけやけに輝いて見える。私もいつか、
輝くかな。君みたいに世界、愛せるかな。

ジヒョ「サナが私なんて変だね。」

サナ「‥、」

最期に望む事ができたとするならば
君が見ていた輝かしい世界、見てみたいな。
そんなこと、できやするのかな?

ずっとずっと一緒にいるの。
なんて照れくさいけど、
ずっと一緒に居たいんだ。わかるかな?
そんなこと言いながら手と手合わせたりして
そうして血も繋がったりして離れなくなって

サナ「と、とにかく、」

ジヒョ「わかってるよ。」

サナ「‥‥?」

こんな夢をいつまでも見よう。
覚めるから夢と呼ぶんでしょ?それなら
ならその他に名前つけよう。

『僕』と書いて愛と読む。
『君』と書いて恋と読む。
『夢』と書いて‥、悩んじゃうな。

いつかそう言えるようになるよ。

ジヒョ「ずっと一緒に居ようね。」

サナ「ジ、ジヒョや!?」

ジヒョ「夢と書いて、私達って読もう。」

サナ「ジヒョ‥、」

ジヒョ「すきだよ。ありがとう。」

サナ「う、うんっ、」

絶対にいつか伝える。
いつかなんてまだまだ先になりそうだけど、
それまで待っててくれる? 
次の章へ
前の章へ

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ