(ff8 )ファンタジーなお星様

□サイファーと塔の上の女の子〜SEED試験編〜
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第1話「可愛い顔してすさまじい」


ついについに!!
今日はSEED試験の日だ。
サイファーとは班が離れて、私は伝令班だ。
けど、この前仲良くなったセルフィと同じ班だ。
頑張ろうねぇ〜と呑気に話していたら、自覚を持ちなさいとキスティス先生に怒られた。
船の中で、魔法が使えない事を話していたら、班長の男の人に笑われた。
「魔法が使えないなんて、とんだ落ちこぼれが来たな。せいぜい足を引っ張らないでくれよ」
セルフィは言い返していたが、私はそんなに気にしなかった。
「では、そうしますね。忠告、ありがとうございます。」
班長は顔を真っ赤にして、偵察してくる、と言って外に出た。
「セルフィ、ああ言うのは相手にしてはダメなの。自分は冷静でいなくちゃ」
「むー。ごめんね」
「いいえ!言い返してくれて嬉しかったわ!ありがとう!」

船が入り江に着いたようだ。
私たちは降りて、指定場所に向かった。
指定場所には、ガルバディア軍人が5人いた。
そこで、私は、向こうが気付く前に、銃で2人撃った。残り3人の内、1人は逃したが、2人は愛用している刀で斬った。
「さぁ、ここで待機しましょう」
私がそういうと、セルフィは信じられないと言わんばかりに目をキラキラさせて、班長は開いた口が塞がらない様だった。
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