(色々な作品の短編集)色んな世界の小さなお星さま

□狂った世界に歪んだわたし
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セドリックの様子が変だ。
目が開いているのに動かない。
「セドリック…?いやな冗談はよして。はやく起きてよ、ねぇ、セドリック?」
…うごかない?なんで?いじわるをしているの?ひどいひとだわ。
「……リラ、セドリックはね、ヴォルデモートに殺されたんだ。意地悪でも何でもない。セドリックは君に、愛してるって伝えて欲しいって言ってたよ」
「……うそよ。セドリックがしぬはずないもの。みんなしていじわるしてるんでしょ。やめてよ!!!」
あたまがこんらんしている。
セドリックのおとうさんがよってきて、セドリックにすがってないている。

私は先生たちによって医務室へ連れていかれた。部屋に戻ると友達に質問攻めされると踏んだダンブルドア校長の案だ。

私は、夜、医務室のベッドで考えた。

セドリックが死んだ。
……………違うわ。こんなの間違いよ。セドリックが死ぬはずないもの。だって、私、約束したわ。つぎのデートの場所、来年の選択科目…

そうだわ!!!!!このせかいがニセモノなんだ!!!

私は医務室から出て、ふくろう小屋の方へ向かった。
「…ここからなら、元のセカイに戻れるかしら…?」


私は躊躇いなくそこから飛び降りた

________あいしてるわ。まっててね。せどりっく。






狂った世界に歪んだわたし
(どっちが可笑しい?)
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