BLACK! JAPAN!

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雅side


今日はこの前俺の為に来て戴いた万事屋の人達と花見をするという。

何でも、友達が欲しいと言った俺に近藤さんと兄貴が呼んでくれたらしい。

雅「と、まぁここまでは良いのだが………

  なんッで、花見!?
  こんな季節感ガン無視の小説に
  どうしてTHE春!みたいなイベント持ってきちゃたかなァ?」

土「この小説書いてる駄作者曰く、
  『銀魂のアニメ見返してたら丁度やってて書きたくなった。』
  とのことだ。」

わあ、理由がabout。

雅「じゃあ皆さん、今から設定春になるけど
  次の章とかで急に冬になったりしても怒らないでね。」

怒らないで下さいね?
あ、フリでは御座いませんよ?

※※※※※※※※※※※※※※※※※

という訳で花見に来た。

流石春という設定だけあって暖かい。

桜の木の下で握り飯を食い、
ポカポカ陽気の中で酒を舐め、
甘い花の香りに誘われてウトウトとしていた。

兄貴もだが、俺は酒に弱いため
お猪口一杯ゆっくり舐めていただけで
既に結構酔っていた。

他の奴らはというと、
『叩いて被ってジャンケンポン!』
という例のゲームをしていた。

バトルはまたもや例の如く
坂田銀時VS土方十四郎
志村妙VS近藤勲
神楽VS沖田総吾  となっていた。

まぁ予想通り会場はぶっ壊されていった。

雅「あンらら、もう仲良くなるなんて出来ねェよ。」

それ所か、喋れもしねェよ。

ダラダラと続くそのゲームを眺めていると、
無意識に欠伸が出てきた。

もう寝ちまおうかなァ………………

と、そう思っていたところに坂田がやって来た。

銀「ドーモ、雅ちゃん。」

雅「ドーモ、坂田。」

酒を持って坂田は話し掛けてきた。

銀「あ、そうだ、俺のことは銀さんとか銀ちゃんとかって読んでよ。」

雅「リョーカイ、坂田。」

銀「なんで名字呼びなの?」

そう言われると言いたくなくなるからだ。

雅「文字数が一番少ないから。」

まぁこう言っておこう。

銀「エェ?まぁいっか。
  あーそうだ、お前もやんねェ?」

雅「何を?」

銀「叩いて被ってジャンケンポン!」

むぅ。あまりやりたくはないが、
誘われたのだからやってみるか。
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