約束 (長編)

□流星
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その流れ星は強い光を放ちながら曲線を描いて落下してきた。
そのありえない明るさと速さに惹かれ、馬を蹴って流星のもとへ行くと…

リヴァイは目を疑った。

「人…?!」
人間が空から降ってきた?!

必死に落下するスピードに合わせ愛馬を操り、受けとめたその人は…

「女…?!」

見たこともない女だった。



「リヴァイ!無事か?!」
ほどなくしてエルヴィンとハンジが馬で駆けつけてきたが、目にした光景に2人とも言葉を無くした。

「人が?!…これは…いったいどういうことだ?」
「…俺にもわからねえ」

リヴァイは壊れ物を扱うように、そっと空から落ちてきた得体の知れない女を抱き留めた。
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