白い怪盗(まじ快中編)
□プロローグ
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とある博物館…
真っ暗な暗闇から白い手が伸びてくる…
その手の先にあるのは、光り輝く宝石だ
その手の主は宝石を手に取ると同時に駆け付けた警官のライトによって顔を照らされるが、不気味な仮面を着けていた
「だ、誰だ?!」
駆け付けた警官の1人はそう声を上げるが、不気味な仮面を着けたその人物の体は真っ白なマントによって覆われた
そして、次の瞬間には体が消えていた
「体が…無い?!」
警官2人が驚くと同時にその人物は窓を突き破り、月夜に照らされる外へと飛び出した
その夜、街のビルにある電光掲示板にはとある速報が流れていた
『速報 怪盗キッド、再び現る!』
その速報は街のビルにある電光掲示板の他にも、スマホのネットニュース第1位、街の街頭モニターを独占していた…