小説
□ペット
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ジヒョは私たちのペットだ。
ジヒョは私たちの性欲を受け止めることもリーダーの務めだと思っている。
私たちはジヒョが好きだ。だけど気持ちを伝えて断られることが何よりも怖かった。
だからジヒョが断れない状況をつくることにした。モモと一緒にジヒョに嘘をついた。1人だったら罪悪感でこんなこと出来なかっただろう。二人で嘘をつくことで罪悪感が薄れた。
メンバーが万が一スキャンダルを起こしたら活動に支障がでる。それを防ぐためにジヒョが私たちの性欲を受け止めて、と頼んだ。責任感の強いジヒョはやはり断れなかった。
私たちは性欲を他の人にぶつけない代わりにジヒョを好きにしていいのだ。
ジヒョを部屋に呼ぶ。
抱く、というサインだ。
ジヒョがくると私たちはジヒョをすぐにベッドに押し倒した。
行為に慣れないジヒョはいつも不安そうに私たちを見てされるがままになっている。
いつもしっかり者のジヒョが怯えているのは興奮を誘う。しかもジヒョは私たちのためにその恐怖に耐えているのだ。騙しているとはいえ嬉しくなる。
二人がかりでジヒョにキスだけをする。唇はもちろん、首元、鎖骨、服を軽く脱がせて背中、お腹、脚。いたるところにキスをする。
耳が敏感なジヒョは耳を舐めるだけで身体を強張らせる。耳たぶを口に含んで卑猥な音を出す。耐えらないのかジヒョが身をよじる。
唇に深いキス。
「んっ…はっ…んぁあぁ…っ」
息が上手く出来ずジヒョが苦しそうに喘ぐ。
キスで手一杯になっているジヒョの服をモモが脱がせ始めた。
薄い緑色の下着が露わになった。
大きな胸をモモが揉む。先端を下着の上からクリクリといじめる。
「やっ…モモ…だめっ…んぁっ…」
制止の声を聞かずモモは立ち上がってきた先端を舌で舐めた。
ざらざらとした舌は刺激が強すぎる。
「あっ…あぁぁ…んぁっ…」
喘ぐジヒョの下半身をサナが攻める。
いやらしい突起を無遠慮にこすった。
ジヒョの背中が反る。
目には涙が溢れている。
くちょくちょと濡れたそこを指で軽くいじる。
「さなやぁっ…もっ…やっ…」
焦らすようなサナの指がイきそうでイけない1番苦しいところでジヒョを留める。
「ジヒョ、イきたいの?」
「やだっ…やだっ…やだっ…」
「やだばっかり言っても分かんないよ。」
「さなぁ…」
乱れるのを嫌がるジヒョはなかなか誘うような言葉を言いたがらない。今だって名前を呼ぶだけだ。
「ジヒョ、おねだりして?」
首を振るジヒョ。しかし身体はもう限界が近いようでガクガクと震えている。
最後の一押し。モモがジヒョの目元にキスをした。
ジヒョの口がゆっくりと開く。
「…お願い…イかせて……」
私はモモと目を合わせると、一気にジヒョを攻めた。
指を濡れそぼったあそこに入れて掻き回す。指一本でもきついそこは指をぬるぬると締め上げる。
最初は痛みしかなかったジヒョも回数を重ねるうちに感じように私たちに開発された。
「あっ…んっんぁあっ……」
「イって、ジヒョ」
「んんんっ…‼︎」
脚をピンと伸ばしてジヒョは果てた。力なく私たちの膝元に倒れこむ。
落ち着いてからジヒョが不安そうに聞いた。
「サナ、モモ、私ちゃんとできた?」
「うん、満足した」
私たちが言うとジヒョは安心したように笑った。
「よかった。疲れたから、ここで寝ていい?おんに」
「いいよ」
そのまますぐ眠りに落ちたジヒョの頭を撫でる。モモは手を握っている。ジヒョを挟んで私たちも眠った。
可愛い可愛い私たちのリーダー、
ジヒョは私たちのペットだ。