Children of Chaos Final Fantasy XIII
□第6章 帰還〜戦いの再来〜
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朝食の席。
「ホープ君、お姉ちゃんで遊んだ?」
「分かります?いや、あんまり可愛いのでついつい」
「勇気あるなあ、お前」
顔を真っ赤にした妻をお姫様だっこにして登場したホープへの第一声である。
「私も呼んでよね、それ。お姉ちゃん、そーゆーの弱いから」
「言うな、セラ」
「あれですか?中学くらいのとき、無茶な訓練して連日筋肉痛っていう」
「そうそう。ひさしぶりだなあ」
「じゃあ、後で僕らの部屋で」
「お前ら……」
最早死を覚悟したような表情のエクレール。
それを無視して、ホープは朝食をとる。
「そう言えば、ルミナは?」
「例によって例のごとく爆睡中」
同室のアルナがさっくり報告。
あと、と続ける。
「あんまり虐めてるとあいつの矛先向くぞ」
「加減は心得てます」
「……これが罰なんだろうな」
「いや、楽しんでるだけだろ」
遠い目をして呟く伯母に突っ込むレイン。
「まあ、今日一日はあの人にとって地獄でしょうね」
あっさりと言ってコーヒーを飲むテイル。
「哀れだな」
食欲も失せたらしい彼女に同情しつつ止める気のさらさらないアルナ。
そして。
その一日は飛ぶように過ぎ。
翌朝、ホープはぼろぼろだったとか。
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