書物

□悪戯心と本音
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~おまけ~

散々愛され動けなくなった私を抱き締める才蔵さんに先程の気になった事を尋ねる。

優「才蔵さん、本当にあの着物流行りの物ですか?」

才蔵「違うけど?あれは俺が頼んで作らせた物だからね。」

なんてことも無いと言う風に話す才蔵さんに言葉が出ない。

才蔵「流行りだと勘違いさせたままならお前さんは着るし折角なら楽しまないと損でしょ。」

揶揄う様に笑う才蔵さんを真っ赤な顔で睨みつける。

優「わ、笑い事じゃないです!凄く恥ずかしかったんですから!///」

才蔵「はいはい。そんなに怒らないでよ。似合うと思ったから作らせたんだし。」

優「え...?」

才蔵さんから言われた事を理解出来ずに見つめたまま動けなくなる。

(似合うからって...揶揄いとかじゃなくて...?)

優「に、似合ってましたか..?」

才蔵「ん。」

そう言って微笑む才蔵さんは優しい表情をしていた....。







~おまけ終~

(才蔵さんだって揶揄いながらも偶には素直なんです♪)
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