長編小説

□第0話
3ページ/3ページ

「女の子を拾ったぁ!?」
家に変えれば弟たちのそろった声が響く。
「そうそう。可愛いだろー。ダンボールに入ってたからさ。どうせなら拾っちゃおうかなって!」
「いやいや!おかしいだろ!なんで女の子!?っていうかダンボールって!」
「かっわいー!すっげー!ほんとに拾ったの!?」
「うーん、でも服とかボロボロじゃん。髪の毛もボッサボサ」
「.....」
それぞれの反応を聞きながら俺はまずは風呂かなぁと考えていた。
「なぁ。えーっと。君の名前は?」
「なまえ...#NAME2##NAME1#」
「へぇ、#NAME1#って言うんだ。そっかそっか。わかった」
何度かうなずいて俺は#NAME1#の頭をなでた
「せっかく拾ったんだ。おにーちゃんが育ててやるよ。これからよろしくな!」
前へ

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ