リクエスト小説
□猫の可愛い癒し
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渡辺side
最近、まなかがよく甘えに来る。楽屋でのんびりしてれば、まなかは私を見つけるや否やダッシュでギューってしてくる。あ、ほら、今だって。
愛佳「ぺー!」
梨加「おわっ、……おはよ」
愛佳「んー……おはよ」
梨加「ちょっとまなか……くすぐったいよ……」
愛佳「え〜?いいじゃん〜……」
梨加「ふふっ……もう……良いけど……」
愛佳「……ぺー、眠い……」
え、急に!?
梨加「……寝る?」
愛佳「……ぅん。おやすみ……」
梨加「……あ、ちょっ、」
愛佳「…スースー」
寝るの早っ!?
…でも愛佳って一回寝たら起きないんだよな
……ちょっとイタズラしちゃおっかな。
梨加「まなかの寝顔可愛い」
愛佳「んん……スースー」
梨加「…チュッ」
愛佳「…スースー」
ほらね?起きないんだよ。
理佐「ぺーちゃん、やり過ぎないようにね」
梨加「うん。気を付けるね」
愛佳「……んん、……ぅん……」
梨加「見てて飽きないな〜」
……もっかいしてみようかな
梨加「………わっ!」
愛佳「ぺー………んん……」
梨加「……え、どうしよう………」
え、ちょっ、まってまってまって?
まなかにギュッってされたんだけど?
……ちょっ、動けない……
理佐「あらら(笑)」
梨加「ちょっと助けて……」
理佐「ぺーちゃん、頑張ってね(笑)」
梨加「ひどい……」
愛佳「んん………スースー」
梨加「ひゃっ……くすぐったい……」
まなかの規則正しい寝息が耳元に触れてくすぐったい。ちょっとこれ心臓が耐えられない……
梨加「まなか……ちょっと……離して…」
愛佳「……スースー」
まなかが一回寝たら起きない所を怒りたい。こういう時に心臓が持たないかもしれないからほんとに怒りたい。まなかのこの特徴を。……あ、さっきはいいと思ってたのにな。今は怒りたくなるって、イタズラしてる時はいい所なのに、こういう状況になると、欠点なんだな〜
理佐「キスして起こせば?」
梨加「え?」
理佐「愛佳ね、意外と乙女だから(笑)」
梨加「………そうなの?」
理佐「白雪姫の話見て、一回王子様にキスされて起きたいなんてこと言ってたよ(笑)」
梨加「………やってみる」
理佐「まぁ、こういう時に起きたら不機嫌になるか、嬉しくてはしゃぐかのどっちかだから(笑)」
梨加「そっか……まなか」
愛佳「……スー……ん!?んんっ!……ん、っはぁ……ぺー!?」
梨加「あ、起きた」
舌まで入れたら慌てて起きたまなか。
慌ててるまなか、可愛い(笑)
愛佳「なんで急にキスしてくるの……?」
理佐「私がそうアドバイスしたから(笑)」
愛佳「は!?どういうこと!?」
理佐「だって王子様にキスされて起きたかったんでしょ?(笑)」
愛佳「…っな!?それぺーに教えたの!?」
理佐「うん(笑)だって愛佳がぺーちゃんのことギュッってするからさ、愛佳の寝息が耳元に当たってくすぐったいんだって(笑)」
愛佳「………起こすためにキスしてくれたの?」
梨加「…うん」
愛佳「…やった!ぺーからキスもらえた!やったーーーー!!!」
織田「リア充め!声がデケェよ!」
理佐「ね(笑)言った通りでしょ(笑)」
梨加「ほんとだね(笑)まなかって単純だね(笑)」
単純ですぐに喜んで可愛いまなか。
でも猫ちゃんみたいに気まぐれな所もあっていろんな所が可愛くて幸せ。
もっとまなかに甘えてもらおっかな。
end