第一章
□月の神との出逢い
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次の日、朝から神様の対立を見てしまった…。
「素戔嗚!ここから後ろへは行ってはいけません!」
「姉上、どいてください!進めないでしょ!兄上も一緒になって止めないでください!」
「姉上がダメだと言ってるのだ。言う通りにせぬか。」
私は最初、ただそれを見ているだけだったが、痺れを切らして…
「もう、いい加減にして下さいっ!!」
それには三柱の神様も驚いたのか、ぴたりと喧嘩を止めた。
「もう、朝からくだらない諍いは止めてくださいねっ!」
三柱とも、
「う、うん…。」
それを学校に行って、月人に話すと、大笑いされた。
「真剣に話してるのに笑わないでよ〜!」
「ごめん、ごめん笑でもなかなかそんな話聞かないしさ。まさか人間が神様に諫言するなんてね〜。」
「仕方が無いでしょ。でもなかなかこういう体験は出来ないから、何だか嬉しい。」
「周りは神様だらけっていうのも悪くは無いだろ?」
「月人もそうなの?」
「そうだよ。俺には素戔嗚様がついてる。」
「私は、天照大御神様と月読様かな〜。」
「そっちの方が強そうじゃん。」
「どちらにせよ天津神なんだからいいでしょ?」
「ハルには、勝とうとしない方がいいな笑。」
「ふふふっ笑」
よし。まあ、この話はここまで。
って言ってもまだまだ私と神様との話は終わらないからねっ!
この後、私と月読様と月人で三角関係が出来上がっていくんだけど…。それはまた次の話で話すね!