05/21の日記
09:25
妙龍寺
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先日行ってきた越木岩神社の帰り道、妙龍寺というお寺を見つけました。このお寺は歩道に石柱があるだけで、本堂がどこにあるのかわかりません。
石柱のそばにある案内板によると奥に少し入ったところに位置しており、近くには展望台もあるようでした。
道路から伸びる歩道は先が木々に囲まれて見えなくなっています。左手は小川が流れていて涼しげな場所で、誘われるように足を踏み入れました。
人気のない通路を想像していたのですが、意外とたくさんの人に会いました。神社と変わらないくらいかちょっと多い気もします。
そして皆さんハイキング用の格好。スポーツショップに売ってるような服装なんですね。あと、トレッキングポールっていうんでしょうか。杖をも持ってる人もちらほらいました。
30分ほど歩いてふと気づいたのですが、こんなラフな服で入っていいところではありませんね。私めっちゃ浮いてます。お出かけ用の服装ですもの。
そしてもう一つ気づいたことが。
「あれ、道間違ってね?」
確かにここは敷地が広いんです。にしてもたどり着かないんです。
舗装されているわけではありませんが、ちゃんと踏みならされてますから道を逸れたということはありません。
そんなことを考えながら一時間ほど歩きました。何も見えませんね。道中すごかったです。
45度はあるんじゃないかっていう岩場とか、延々と続く石段とか。
ジョギングをしている方にも会いましたし、ハイキング中の親子にも会いました。
すれ違う際には必ず挨拶するんですよ。息上がってもちろんお返事させていただきました。
あれはハイキングマナーなんでしょうか。
素敵ですね。
それはさておき、それはなんとなくUターンするのは負けた気がするというという謎の意地とあの坂道を下るのが怖いという現実的な理由から私は歩き続けていました。
そしてたどり着いたのが結構大きめの池です。
ぐるりと周囲を歩けると思いきや、道は池から外れて林の中へ。
ここでやっとあっもうダメだとなり来た道を引き返し始めます。
帰り道は案の定危険な道のりでした。
結局途中で出会った人達が引き返してくることはなかったんですが、皆無事に目的地(?)に辿りついたんでしょうか。
無事入口まで戻ってきて案内板で改めて確認すると、展望台とは全く違う方向の池に行っていたことがわかりました。
そりゃいくら歩いてもつかないはずだと思いながらみていると、進むのを断念した道の先に花見用の広場を発見しました。いや、どんだけハードな花見なんですか。飲み物確実に温まるでしょう。
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