甘い甘い夢の世界へ
□雨に濡れ、君に溺れ。
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ザアァァ...
憂鬱な雨。
もう誰もいない教室。
一番はじの後ろの席に座り、読書を始める。
ガラ...っ
ア「あ、あれ?泉じゃんか。」
突如俺の前に現れたのは赤髪のあいつ。
俺の隣に座り本をのぞき込まれる。
泉「なんですか。顔が近いです。」
さらに顔を近づけてくるアキラの頬を軽くビンタする。
ア「って?!」
ヒリヒリと痛むのか頬をさすっている。
泉「ばーか。」
ア「んもー。なんだよつめてぇな。」
ぷくっと頬を膨らます彼が可愛く見えて思わず頬にキスをする。、
ア「ん......へへっ...///泉からのキス......うれしぃわ.....」
泉「うるさい。もうしませんからね。」
冷たく言い放つとアキラはえーっ?!と声をあげる。