甘い甘い夢の世界へ

□甘い恋
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ア「はー!!!ついた!!!」

シンガポールに着いた今。

アキラと朴とタツキがはしゃぎまくっている。

その隣で冷ややかな目で俺らを横目で見るのが泉。

まぁ俺の恋人。

ア「んだよー、元気ねぇなぁ?」

俺がそう声をかけると朴とタツキっくが続いて口を開く。

朴「そーですよ先輩!!」

タ「乗り物酔いしちゃったっ?!?!」

泉「そんなことありません。てか早くしないとチェックインの時間間に合わなくなりますよ。」

呑気に先生が「おー、そーだったそーだった。」と座っていたベンチから立ち上がる。

それを見ていた泉が深くため息をつきさっさと歩いていってしまった。

ア「なんだかんだあいつが一番楽しみそーじゃん。」

誰にも聞こえないくらいの小さな声。

一人ぼそっと呟き泉の背中を追った。 










ケ「えっと?これがアキラと泉。んでー、こっちがタツキと朴。いいね?」

タ「はいはーい!」

朴「先輩!早く行きましょー!」

タ「うんっ!!お先にー!!」

るんるんと仲良くスキップしながら部屋にいく朴とタツキっく。

ケ「ほら。アキラと泉も行けー。」

ア「あ、うぃっす...」

先生から鍵を渡され、部屋にいってみる。

扉をあけ、中を見ると高級感溢れる部屋だった。

ベッドとソファはふかふか、窓から見える夜景もきれい。

こんなところに泊まらせてくれた先生に本当感謝だ。

ア「んなぁ、泉ー...っ!!??」

空に浮かぶ月に照らされ、泉の横顔がはっきり見える。

とてつもなく綺麗で俺は息を飲む。

しばらくじっと見ていた俺の視線に気づいたのか泉がこっちを向く。

泉「どうしたんですか?」

ぷっくりとふくれたピンクの唇。

その唇に俺はキスをした
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