ごちゃまぜ小説

□第8章過去の真実〜国の英雄〜
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    〜〜〜〜500年程前〜〜〜〜
兵士「陛下!今年の作物は豊富ですね!」
「そうか、それは良い事だ。日持ちする物としない物を分けて保管しろ。」
民「魚も大漁ですよ!こちらは干物にしときますね!」
「あぁ、頼む!」

国は栄え活気が溢れていた、しかし…
兵士「陛下!何人か人が流されてました。救援し応急処置を施しました。」
「そうか、その者達は今何処に居る?意識は?」
兵士「意識はあります、怪我も軽傷でした。今はこちらに向かっていると通達が、陛下にお目通りをしたいとの事です。」
「わかった、彼等に許可する。」

男「お初にお目に掛かります、陛下」
「あぁ、来て貰った所すまない。
これから私が質問をしていく、貴方達には
それに答えて欲しい。そちらからの質問は私が許可してからとする。良いか?」
男「はい、勿論です」
「では、流されて来たのは何人だ?」
男「12名です。」
「何故、流された?貴方方はなんの関係だ?その人数であれば何らかの関係はあるだろう。」
男「私達は国を追い出されました。その時に一緒に流されて此処に着きました。」
「追い出された理由は?」
男「……国に謀反を起こしました、」
「何故だ?謀反を起こすという事は理由があったのだろう?」
男「私達の居た町はとても貧しかった、働いても税金が払えず食べる事もままならない、払えない税金は奴隷にしろと国から命令が下った、その時に私が国に謀反を起こそうと決め、仲間を集め戦いました、
ですが敗けて仲間は亡くなり残った者は海に流され今になります。」
「そうか、大変だったな。
行く所が無いのなら私の国に居れば良い、
ただししっかり働いて貰う。」
男「良いのですか?」
「良い、今は体を休めよ。良いな?」
男「本当にありがとう御座います!」
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