ごちゃまぜ小説

□第5章信じる者
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全てを明かすと、決心しても自分を信じてくれるか、わからなかった。
ただ話さなければいけない、それだけしかわからなかった……
彼等を信じていない訳では無い、ただ怖いだけ、自分が彼等に拒否されるのが、とても怖い……

部屋を出た後、しばらく1人になりたくなり、兎月を離れさす。 
彼はこの合宿に連れて来た、唯一の者
本当は連れて来れないのだが、監督、コーチ陣に特別に連れて来る許可を貰った。

コートに出ると金太郎が此方を向きながら走って来る。
金「どないしたん?そないに悲しそうな顔して、イジメられたん?それやったら、ワイがやり返したる‼」
「ううん、違うの…あのね、明日大事な話があるの。そのお話信じてくれるかなって。」
金「そうなん?瑠衣の話しやろ?ワイは信じるで!」
「…本当に?ありがとう。」
泣きそうな声を我慢しながら、金太郎の話しを聞いてると、
四天宝寺のメンバーが集まって来た、
白石「瑠衣〜、金ちゃんってなんで瑠衣泣きそうやねん!コーチ陣になんかされたんか⁉」
謙也「なんやて⁉今から皆で乗り込むか?」
小春「アタシも行くわ!IQやったら負けへんで!」
銀「ちょっと、落ち着きなはれ。」
「そうです、皆さん待って下さい!
その…なにかされた訳では無いので落ち着いて下さい。」
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