ごちゃまぜ小説

□第10章これから…
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夜が明け朝方それぞれ自主練習に励んでいる、その音に目が覚めたが、未だに眠たい…朝は苦手でもう一度寝ようとベッドに戻ろうとしたが、阻止された。
兎月「駄目ですよ!瑠奈様、起きてください!さぁ朝の湯浴みの支度が出来ております。
どうぞゆっくりして下さい。」
「ん〜うん」
気だるそうに返事をし、合宿の人達に見つからない様に湯浴みの場に行った。
兎月「昨日はあまり眠れなかったのですか?」
「うん……夢を見たの。彼等が私を拒否する夢、それが今のわたしが恐れる事まだ秘密はあるけど、流石に言えないわ。『異世界転移』の能力がある、だなんて信じれないもの。
しかもその能力条件付きで制御出来ないし。」
兎月「そうですね、あの時私は生きた心地がしなかった…」
彼がそう思うのも無理は無かった、
赤ん坊になり、成長が進んで来た頃に2度も異世界へと飛ばされた、1度目は魔法と金属器と云われる物を手に入れ自分が『マギ』と呼ばれる者であると説明された時は兎月は理解が追い付かなった、
2度目は魔神族と女神族の戦いの聖戦があった世界で『7つの大罪』と共に戦った、
もう1つの罪『欺瞞の罪キャット・シン』
〈瑠奈〉と呼ばれてその証が右足の甲部分に描かれている。こちらの世界に戻って来た時は国を追われた直後だと言う。
どれ程周りを驚かせた事か……
その為『異世界転移』の能力は全員で4人だけ、お父様、伯母様夫婦、後は兎月の4人だけしか知らない。
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