ごちゃまぜ小説

□第2章合宿と…
5ページ/5ページ

ザッザッ暗闇の中で歩く足音、
懐中電灯の灯りだけを頼りに歩いて行く、
「なぁ瑠奈怖ないか?」
「いえ、別に…だっ大丈夫です」

木の影や動物の気配で怖がる瑠奈、ビクビクしてはいるが強がっている、震えている手をそっと繋ぎ、「なにがあっても必ず守ったるから」と言い歩き出す。
必死の思いでゴールへと目指し1番早く着いた、皆も順番にゴールに着き広場に出た、皆が揃ったところで、花火をしようと、監督が持って来てくれた。
はしゃぐ皆を見ながら此処に来て良かったと思う瑠奈、

『最初はどうしようかと思ったけど、この部に来て良かったと思える。まだまだ言えない事はあるけど、この近すぎず、遠すぎない関係が良いのかもしれない』
帰り道に自身の事を話してしまえばどうなるのか、考えて少し悲しくなった。
次の章へ
前へ

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ