泊地日和

□始まった戦い
2ページ/5ページ

英国の巡洋戦艦『レパルス』に乗り込む。

艦長に迎え入れられる。
「君が日本の上級士官かね。ずいぶん若いな。要件とはどういうことだね?」
急ぎで英訳した書類を渡す。
「uhhh....、本国に連絡するからしばらく公海上で待ってなさい。私個人としては歓迎だが上層部がな・・・。」

レパルスから降り、輸送艦に戻る。
「総員に告ぐ、暫し当海域にて待機する。待機中は非番とし、英気を養っておけ。以上」
艦内放送で最低限だけ伝え、司令官室の椅子に掛ける。
「お茶淹れておきました。今日はたまたま手に入った台湾茶です。
「台湾かぁ、熱いどころか激熱のお湯を使っていれるんだったな。俺、猫舌なんだが。」
神通は知っているはずだ、俺が猫舌を超えた猫舌であることを。何か企んでるな。
「私がふぅ〜ふぅ〜しますよ。」
そか、ならいい、涎で氷作りましたとか言われるかと思った。
次へ
前へ

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ