約束

□灰の間@
1ページ/4ページ


更に奥に進むと、扉の丁度前に無個性さんがいた

「なに、これ邪魔ね」

ギャリーは、無個性さんと壁の間に入ると右側に無個性さんを寄せた

「これで通れるわよ」

「さっき尻餅ついてた人とは思えませんね」(°▽°)

「ちょっとシキ!」

イヴがクスクスと笑いながら、扉の奥へ進んだ

中に入ると、壁の色が変わり灰色に変わった

「なにこれ…」

ギャリーが絶句していた
その反応は仕方ないとしか言えない

悲しげな花嫁と花婿
そして、床には蠢く黒い手があったからだ

「悲しそうだね」

「そうですね、何ででしょうか?」

ギャリーがビビりながら黒い手に近付くと何かに気がついた様子

「これ、指輪がないからじゃないかしら?」

「ゆびわってけっこんゆびわ?」

そうよ、とギャリーが頷く

「結構指輪は、夫婦の証みたいなものだから無くしたからこんなに悲しげなのかしらね?」

「探せば何かあるかも知れませんね」

「探そ」

此処は、何もないかなっということで先に奥へと進む

奥には、ニヤニヤと笑う青色の絵

これ…危ないこだな

離れていても何かヤバイと感じる

「イヴちゃん、ギャリーさん、これ危険そう」

青色の絵を指して言う

「そうね、後回しにしましょ」

白蛇……?何か足りないような
向こうで言われてるのは白蛇は縁起が良いんだっけ

白蛇の目って何色だっけな

白蛇の絵から左に進み、下に進むと

「きゃーーーーーー!なにこれ、気持ち悪い!」((゚□゚;))

床に大量の目があった

こんな、ヨウカイいたよね

「なんで、床に目があるのよ……!」
(。>д<)

ギャリーが逃げ出し、私達も追うと目が閉じた

おお

「な、何でアンタ達は驚いていないのよ」(´;ω;`)

「ビックリしたけど、ギャリーの悲鳴の方がビックリした」(;・ω・)

「私も、イヴちゃんと同じですね」

「そ、それはごめんなさいね」(((・・;)

青い絵画の近くの部屋に入る

「なにこれ」

ギャリー驚いてばっかだね

「ギャリー、シキあそこに何かあるよ。それに、この椅子動かせるみたい」

「これを動かして、あれを取りに行けばいいんですね。私パズル好きなんで任せて下さい」(*´∀`)

椅子を動かしながら行くと、結構サクサクと進み行けた

「凄いわ、シキ!」( ・∇・)

「目薬かな?」

イヴが目薬をとってポケットにしまう

「目薬は、目が痛い人に使うやつですよね」

「目ならあそこにいっぱいいたわね…」

「行ってみようよ」
次へ

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ