跡リョ短編

□いきなりのお迎え
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部活が終わりを示す部長の声。

それにより1年は片付けに入る。
当然俺もだ。レギュラーだろうが1年は1年。

コート整備をしていると
さきほど帰ったはずの不二先輩がきた。

『ねぇ、越前?』

『ん、あれもう帰ったんじゃ...』

『伝言頼まれちゃってさ...跡部が校門で待ってるよ。じゃあまた明日』


『あーはい。ってえ!?なんでいんの景吾...不二先輩!!桃先輩に先変えるようお願いします!』

『あぁ。』

ぼくは伝言係じゃないんだけど...と内心思いながらもそれを桃に伝えに行った。

それよりもあの2人付き合ってるのかな...越前が景吾って呼んでたし...

まぁすぐわかることだけどね。






俺はいつもの倍くらいの速さでコート整備をした。
てか何で来てるの?メールも来てないし...

『おい、越前何急いでるんだよ』


堀尾に聞かれたがちょっとねと適当に返し
片付けを終わらせ着替えずに景吾の元へといそいだ。


『はぁ...なんでいんの?けーご』

乱れた息を整え景吾を見上げた。


『俺様が直々に迎えに来てやったのになんだその態度はあーん?』

『別に頼んでないし。』


『ククッ...リョーマらしい答えじゃねぇの。』

『質問に答えてよ。なんで迎えにきたの?』


『ただ会いたくなっただけだぜ?今からデートするぞ。』

この人ってなんでこんな唐突なんだろ..
ある意味迷惑...だけど、本当は俺も少しは会いたかったケドネ


『本当は俺様にあいたかったんだろ?あーん?』

『別にんなことないし。』

突き放すよえに言い放ったつもりだが景吾にはばればれで

『お前の心なんてこの目で見えてんだよ』


ほんとイヤな目...だけどそんな目に見つめられれば俺だって恥ずかしい

そんな茶番を続けていたら堀尾たちの声が聞こえた。


『けーご。行こっ』

行く宛もなく景吾の腕を引っ張り歩いた

『いきなりだな...おい...』

途中で手をつなぐことになったが何とか堀尾たちからは逃れたようだ。

『リョーマ。どこに行くんだよ』

『何も考えてなかったや...』

『ったく... 』

携帯をポケットから取り出し何処かに電話をした景吾。


『おいリョーマ。今日は泊まるか?』


『明日午前練なんだけど。』

『送ってってやるぜ?』

『なら泊まる。』


こんな質問をしてくるという事は
家に電話していたのだろう。

そして近くの公園へ行き座り


『ねぇけーご。今日はヤらないからねは』

『なんでだ?』

『明日の練習きついから...もう今日宣言されてるから...だからさ?』

まえ景吾が上目遣いに弱いことに気づいた俺は上目遣いでねだった。

『チッ。んな可愛い顔すんじゃねぇよ...来週は抱くからな。』

そういい帽子のつばの部分を叩かれた。

『ありがと』


『景吾坊ちゃまお迎えに上がりました』

『あぁ。リョーマ行くぞ。 』


『ん。』


未だにこの扱いは慣れない。
住んでる世界が違うもん。ほんと。
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