鳳リョ短編

□秘密じゃなくなるね
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今日は待に待った青学との練習試合!
リョーマくんと最近会えなかったから
とても嬉しいな
リョーマくんと昨日電話で明日がお披露目って感じだという事を話していたのでドキドキしちゃいます。
付き合い始めて3ヵ月迎えに行くことも遠い場所での待ち合わせ...やっと青学まで!
そんなことを考えているといきなり殴られた

『いでっ!』

『長太郎にやにやしてきめぇ。』

そんなににやついてたのかな

『宍戸さん!すみません...』

もうそろそろつきますね。



着きました青学...
テニスコートへ行き挨拶をして、部長や顧問が話しているあいだは基本フリーリョーマくんのとこへ行こうと思ったらリョーマくんと目が合った

『おはよちょた』

『おはようございますリョーマ君』

『なぁなぁ侑士あのふたりってあんな仲良かったか』

『しらんわ...そんなん』

『越前...と鳳君か。怪しいよね英二』

『だにゃ...』

『ねーリョーマ少し木陰に行きませんか?俺リョーマ君不足で死にそうです』

『いいけどキスはダメだからね』

お預け食らっちゃいました...でも帰りにはしてくれるので我慢我慢...

『リョーマ君おいで。』

手を少し広げると

『子供みたいじゃん』

そういいながらもすっぽりと俺に抱きつく様子はまるで天使。
癒されます...

『ちょたー。頑張ろうね試合。』

『そうだね。頑張ろ』

そう言ってお互いのチームへと戻った。

練習試合は今回は負けてしまった。
悔しいけど次は負けない。

僕は挨拶を交わした後跡部さんに僕はそのまま帰りますと告げ、リョーマ君の元へと向かった

『帰りましょうリョーマ君。』

『ん。ちょっと待ってて今行く。』

『分かりました。』

『ねぇ、鳳君越前とはどういう関係なの?』

『せやせや。岳人が騒がしいんや気になる気になるって』

『さぁ。すぐ分かりますよ。忍足さんお先に失礼します』

『お先っす。行こちょた』

『はい。』

手を握って俺らは青学を後にした

『コイビトだねあれは。』

『せやな。』

帰り際しっかりと恋人つなぎをしていた俺らをみた両校はとても驚いていました。

『リョーマ君。 このまま帰るつもりなら返しませんよ?』

『長太郎って案外直球だね』

『そんなことないですよほら俺の家きます?それともリョーマ君の家?ホテル?どこにしますか』

『俺の家おいでよ。寄り道してから』

『遠慮なく行かせてもらいますね』

『少ししゃがんで』

『はい。』

ちゅっ...
俺の唇にほんの少しだけ触れたリョーマの唇。


『待てができたから御褒美だから。』

『ありがとうございます。なら俺もベッドの上で存分に満足させて見せますね。』


リョーマ君覚悟しておいてください。
“待て”した御褒美は今だけじゃ足りませんからね。

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