鳳宍短編

□暖かいんだな
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最近は少し冷え込むと言ってもハードな練習のため半袖でも暑かった。
それなのにあいつは...

『宍戸さーん!!』

そう言いながらコートを眺めている俺目掛けて走ってきた
そしてお決まりの...抱きつき...

『暑いんだよちょーたろー!離れろッッ』

『いいじゃないですかたまにはー!』

『どう考えてもたまにやないやろ...』

そんなこと言ってねぇで助けろよ...といいたかったが長太郎の声によって言い出せなかった

『だって宍戸さん抱き心地最高なんですもん...』

『んな事言ってんじゃねぇよ!!!』

長太郎の鳩尾にグーパンを入れてやった。
あいつはウッと声を上げてその場にしゃがみこんだ。
少しやりすぎた...と思ったがこんな俺には謝ることなんてできないどうすれば...

_______

宍戸さんに思い切り殴られた
それはいつもの事だけど怒っちゃったかな...少しそっとしておこう
もう今日はダブルスの練習ないし
そう思ったけど宍戸さんがいない
あれ?
疑問に思い跡部部長に聞いたら知らねぇよと返され
どーせお前がなんかしたんだろなんて追加された
ここまでくると辛いなぁ
そんなことを考えながらも時間はすぎ部活は終わるわけであり、今日は大人しく1人で帰ることにした。

明日ちゃんと謝ろう。
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