不二リョ短編

□Let's Kiss
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『リョーマキスしよう?』


『やだ。』

『えーなんで?』

彼は最近キスを嫌がる
抱きしめるのもさせてくれない
ても繋がせてくれない

愛想尽かされたのかな


『ねぇ、英二どう思う?』

『おチビも思春期だし照れてんじゃない?』


『前までは全然大丈夫だったんだけど』


『こーゆーのはさ本人に聞くのが一番だにゃ!おチビが不二のこときらいになるのはありえにゃいしね』


『ありがとう』

英二に勇気をもらい今日の帰りに思い切って聞くことにした。





部活も終わり帰ることにした
手を繋ぐことに関しては何も言わなかった、

『リョーマなんで最近抱きしめたりキスするのだめなの?』

『だめだからだめ』

『僕は理由を聞いてるの』

それでも答えない彼に少しばかりイラつきを覚え路地に連れ込み壁へと追いやった


『なにすんの!』

『君が理由言うまでここから出さない』


彼は目をそらし怒らない?と上目遣いで聞いてきた
それに対し僕は多分...ね?と答えた


『あのさ、ハグしたりキスするじゃん?そして離れたあとすごく寂しくて..だから少し我慢して慣れようっておもって』

え?っと間抜けな声で僕は言ってしまった

『ハグもキスもいくらでもしてあげる。ほらこんなルールはどう?朝と帰りハグとキスをすることって』


『それならいいかも...』

僕は彼にキスをして

『帰ろっか』

また歩くんだ。

翌日不二の機嫌がいいがいい理由は英二にしかわからないのであった

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