不二リョ短編

□あの誓を証明する時。
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僕はいつものように恋人である
1年越前リョーマと共に家路を歩いていた。

『ねぇ周助俺のことずっと守り抜いてくれる?』

『あたりまえ。』

『ありがとう。大好き。』

そういい僕の頬にキスをしてくれた。
こんなに積極的なリョーマは初めてだった。

この言葉がどのような意味だったのか
理解することが遅かった。

それはいきなりだった。

首を殴られたそして
急に視界が暗くなった...。
リョーマ...?
かすかに聞こえるのはリョーマの声。

『やめろっ...!!離せっ!!』

...!リョーマが襲われてる。
助けないと...でも動けない。
そしてだんだん何も聞こえなくなった。

______________________________

ふとめが覚めた。
目に入ったもの。それは見たことない
壁と天井。そしてベッド
頭によぎったリョーマの姿
体がまだ思いにも関わらずリョーマと声を出し起き上がった。

『不二目覚めたか。』

『跡部?なんで君が?リョーマは?』

『越前の能力について知ってるだろ?』

『うん』

とりあえず僕は大きく深呼吸をし跡部の話を聞き出した。

『それが国連にバレちまったんだ...そして危険と判断された。』

『だからリョーマは連れ去られたわけ?』

『簡単に言えばな。』

『リョーマの能力は危なくなんかないのに。逆に人を笑顔にする能力なのに。』

僕は物凄く苛立った。
それに僕は約束している。
いや、自分の心に誓った。

“リョーマを絶対に守る”

そう誓ったんだ。
助けに行かないと。

『不二。越前のとこに行くんだろ?』

『あたりまえじゃない。』

『日本にいる間じゃないと手遅れになる。すぐに車を出してやる。』

『ありがとう。跡部いつかこの借りは返させてもらうよ』

『別にいい。俺様の良き相手がいなくなることが気に食わねぇだけだ。』

僕はリョーマと同じリングを指に通し。
彼...そして僕も大好きなテニスボールを握りしめリョーマの元へと急いだ...


『跡部ありがとう。ここからは僕ひとりで行くよ。』

『おい...あぁ分かったよ。』

やめろ。そう跡部の目にはあったが僕の想いを必死に伝えるような目で見たらわかってくれた。

_______________決戦だね。

絶対守るんだリョーマのことを
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