用語集◇キャラクター事典
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【アイネリゼ クランティス (あいねりぜくらんてぃす)】
♀(34歳)神都人
どこか修道女に成りきれないところがある聖女見習い。
神都が歪な天災で崩壊してからは、大農場モマにて食堂の手伝いをしている。
ほんのり無邪気で、誰にも心を配る性格。
白クリーム系統の料理が得意ならしく、彼女が勤める食堂のメニューは端から端まで白い。
【アルトアルノ (あるとあるの)】
♀(20歳)大地の使者
MONO MOLTORの主人公(その2)。
大地の破壊者としての能力を有し、第七LOGOSを大樹に訴えるべく6つの大都市を巡った。
破壊の唄を竪琴と共に唄う事で大地が起こす天災を操る事が出来る。
ある男が、夜更けに人目を憚りながらククチの森の奥へと歩を進めてゆく。
自然を家族兄弟として育った為に第6感が磨かれており、動物と意思を交わす事が出来る。
かなり体力があり、素早い。自給自足とサバイバルのプロ。
根は冗談好きでのん気。雷が死ぬほど怖い。
ミシマセノルとは幼い頃に少しだけ会っている。
【アルトゥラ (あるとぅら)】
♀(11歳)工都人
臆病で内向的な性格だが、好奇心は強い。
生殖能力の無いミシマセノルとマーレマーレによって創られた、世界3人目の人造人間である。
マーレマーレが企む『人間創造計画』の先駆け、その試作体でもある。
3人目の天才になる予定だったが失敗したらしく、頭は良くない。
ミシマセノルとマーレマーレの子供という位置に置かれているが、忙しい彼らと寝食を共にすることは稀。
勉強は苦手で、ゲームが好き。
日常では周りから両親と比べられる事が多く、本人はうんざりしている。
学校にも馴染めず不登校を繰り返しており、心から頼れる人がいない。
ミシマセノルを陥れる為の人質としてニッケイルハとオウルラウルに誘拐されるが、軟禁先の暮らしが気に入ってしまう。
「ニケくん」「ニケっち」と遊ぶうち、表情に明るみが生まれて来た。
彼らが何者かは、疑問ではない。
【アンジェラ ガルダロフ (あんじぇらがるだろふ)】
♀(27歳)軍都人
軍都の女騎士の一人で、チェリンカの双子の姉。
軍都では珍しく、武術に腕の立つ女。
トレイル ガルダロフの兄、参謀ラグサ ガルダロフの娘であり、血縁としてはアルトアルノの従姉妹になる。
男勝りで、職一点の真面目な性格。
チェリンカと共に神都の異常地帯へと派遣された。
【イーリア海 (いーりあかい)】
(市都北部領海)
- 市都が臨む、広大な大海原 -
海産業が多く生簀を設ける、豊かな海。過去にロマニエレギが大地を揺るがし、市都の沿岸部を津波で呑みこんだ。
【Ideaの小道 (いであのこみち)】
- 人々の『なぜ…?』が生み出した、六つの果てしない破滅への道 -
いつの頃からか、世界の各地にはLogosを象徴する6つの古い遺跡があった。
その小さな外観と相反し、遺跡の中には一つの無限とも思える、長い一本道が続いていた。
道を行く者には次々と試練が課せられ、その困難もまた無限のように。
未だ道の果てを見た者はいない。
いつかそれは『Idea(神の国)の子道』と称されるようになり、
遺跡は神殿と解釈され、その先に住まう神が人によって様々に創造された。
6種のLogosに分かれた探究者達は、競う様にその道の終わりを目指してゆく。
【古の都イコ・チェンバロ大遺跡 (いにしえのみやこいこちぇんばろだいいせき)】
(軍都北部領海)
- 海底に沈んだ文明跡 -
LOGOS栄える六大国家は、実は元々七大国家だった?
考古学がそんな仮説を打ち立てるのは、この遺跡の存在故だった。
海底に沈んだ、余りにも広大な文明の跡。
数千年程前のものだと推測されているが、詳細は現時点で不明。
その遺跡の沈黙は、6つの大国家に一体何を示しているのだろうか。
【歌姫ペネルモイェナ (うたひめぺねるもいぇな)】
市都セルカに突如として現れた蒼の美人。
その正体は大海ペネルモイェナ。
人の姿に化け、市都を楽しんでいた。
絶世の美貌と透き通る歌声でたちまち有名となった。
【エルセネの斜塔 (えるせねのしゃとう)】
(神都)
- 神都と工都と軍都が見渡せる、古い巨塔 -
標高の高い断崖に聳え立つ、巨大な斜塔。
巡礼者が訪れる古代遺跡の一つだが、いつ崩れるか分からないので塔周辺は封鎖され、一般人は近付く事が出来ない。
修復工事を行おうにも立地が断崖なので手が付けられず、殆ど放置状態だが観光地としての人気は高い。
地震や風が吹けば、ぐらぐらと揺らぐ様が見える。
神都の歴史書を紐解けば、かつてこの塔は監視塔だったという。
塔内には廃れた施設跡があり、人が去ってからはオウルラウルの隠れ家となっていた。
ニッケイルハによってアルトゥラが軟禁されていた場所。
【王都レオナード (おうとれおなーど)】
- 第二LOGOSの国 -
首都:ルアゴラ
(数学理論、図形計量、物理学、対称技術、階級格差)
灼熱なる太陽の下、広大な砂漠の地に広く繁栄している黄金の国。
人々は種族格差を重んじ、その人種の壁は今でも根強く生きている。
国境は北を海、東をオルテカ山脈、南をアグマイカ山脈、西をオエラ山脈に囲まれているが、本土は殆ど土地の起伏が無く平坦である。
金の特産地でもあり、太古から金の建造物が遺産として多く残っている。
気性が激しく気分屋。夜も眠らぬ祭り好きな人々。
様々な部族、宗教と宗派があり、内乱が絶えない。醜悪な奴隷制度は、世界中から倫理的批判を浴びている。
自国の民族性と文化を重んじる故、他国の意見には凛として耳を貸さない独立主義。
かつてこの内陸の地は広大な森林地帯であり、レオナードは森の大国とさえ称されていたが、
軍都によって侵略戦争を受けた際、その化学兵器によって本土の自然は死に絶え砂漠と化した。
故にレオナード人はダシュバーレ人に嫌悪感を抱いている者が多い。
レオナード人の肌は濃い褐色、瞳はグレー。
カントラ族は元々この地に生まれた一部族であった。
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